ハイチ共和国

令和7年10月1日

 9月23日(現地時間)、石瀬素行中南米局長は、第80回国連総会サイドイベント「ECOSOCハイチ・アドホック諮問グループ閣僚級会合」に出席しました。本会合は国連経済社会理事会(ECOSOC)ハイチ・アドホック諮問グループの議長国であるカナダとハイチ共和国が共催し、アニータ・アナンド・カナダ外務大臣及びジャン-ヴィクトール・アーヴェル・ジャン-バプティスト・ハイチ外務・宗務大臣を始めとする38か国・機関の代表が参加して実施されました。

  1. 本会合では、政治、治安、人権、開発、人道を含む複合的な危機が加速するハイチにおいて、国際社会に求められる人道・開発支援や、安定化と開発に向けた解決策について議論が行われました。
  2. 日本からは石瀬中南米局長がステートメントを行い、日本は、暴力によって民主的な選挙や人権が脅かされている現在のハイチの状況を国際社会が守るべき価値や原則への挑戦であると認識しており、国際機関を通じて、ハイチ多国籍治安支援ミッション及びハイチ国家警察の展開を確保するための支援や国境管理強化のための支援を実施している旨述べました。

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