バルバドス
佐藤副大臣のバルバドス訪問(結果)
佐藤正久外務副大臣は,5月21日から22日(現地時間)までバルバドスを訪問し,バルバドス政府関係者との意見交換等を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 バルバドス政府要人等との会談
(1)マクレーン外務・外国貿易大臣との会談
5月22日(火曜日)11時20分(現地時間)から約40分間,マクシーン・マクレーン外務・外国貿易大臣(Senator the Hon. Maxine McClean, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
ア 佐藤副大臣は,2020年東京五輪のホストタウンに山形県南陽市が決定したこと等に触れつつ,日本からの防災機器の無償援助,スポーツ交流にも言及し,あらゆる分野で二国間交流が深化していることを喜ばしいと述べました。さらに,北朝鮮情勢に関する日本の立場について重ねて説明した上,北朝鮮の完全な非核化を目指して安保理決議の完全な履行を確保し,「抜け穴」を作らないことの重要性を強調したほか,日本人の拉致問題にも言及しました。また,国際場裡における協力や両国共通の課題について意見交換を行いました。
イ マクレーン外務大臣も,両国の共通関心事項や国際場裡での協力に言及し,安保理改革や世界的な非核化の重要性を強調しました。
(2)ラシュリー文化・スポーツ大臣との会談
5月22日(火曜日)15時(現地時間)から約20分間,スティーブン・ラシュリー文化・スポーツ・青少年大臣(The Hon. Stephen Lashley,Minister of Culture, Sports and Youth)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
ア 佐藤副大臣は,本年3月のスポーツ交流に関する覚書の締結や,2020年東京五輪のホストタウンに山形県南陽市が決定したこと等に触れつつ,二国間交流が進んでいることは喜ばしいと述べると共に,スポーツ交流や青年交流等を主とした二国間関係ついて意見交換を行いました。
イ ラシュリー大臣は,スポーツ交流の重要性に言及するとともに,オリンピック後のスポーツ交流の継続や,文化面での協力拡大策についても触れました。
2 在留邦人等との懇談
このほか,在留邦人との意見交換を行いました。