会談・訪問

平成25年4月24日

 本24日午前11時45分から約30分間、加藤勝信内閣官房副長官は、来日中のウイリアム・バーンズ米国務副長官と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1.  両者は、2月の安倍晋三内閣総理大臣の訪米や今月のジョン・ケリー米国務長官の訪日等を通じて、日米両国の指導者の間で率直な意見交換が行われ、日米同盟強化における具体的な進展が見られてきていることを確認しました。また、日米安保、環太平洋パートナーシップ(TPP)、ハーグ条約等の諸課題について意見交換を行い、引き続いての連携を確認しました。

  2.  両者は、アジア太平洋地域情勢について議論を行い、特に北朝鮮に関しては、関連の安保理決議に基づく措置や金融制裁を含む独自の制裁により引き続き断固とした態度を示してく必要があること、引き続き日米韓の連携を基盤として対応していくことを確認しました。

  3.  加藤副長官より、先方の関心に応じ、安倍政権の経済政策について説明を行い、両者は、日米両国の経済成長のためにもTPPが重要な意義を持つことを確認し、そのためにもTPP交渉への日本の早期参加が重要であるとの点で一致しました。


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