安倍総理大臣
ミラー米中央海軍司令官、第5艦隊司令官兼連合海上部隊(CMF)司令官による安倍総理表敬
平成25年12月19日



本19日午前10時35分から約15分間、安倍晋三内閣総理大臣は、来日中のミラー米中央海軍司令官、第5艦隊司令官兼連合海上部隊(CMF)司令官(Vice Admiral John W. Miller, Commander, US Naval Forces Central Command/ US 5th Fleet /Combined Maritime Forces (CMF))の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、安倍総理から、ミラー司令官の来日を歓迎しつつ、今月から自衛隊の水上部隊が第151連合任務部隊(CTF151)に参加した、航空隊も明年2月にCTF151に参加する、日本は、「積極的平和主義」の立場から海賊対処をはじめ、地域と国際社会の平和と安定に一層貢献していく旨述べました。
- これに対して、ミラー司令官から、総理にお目にかかれ光栄である、海賊対処には海の上での護衛艦の活動及び空からの哨戒機による監視の双方が極めて重要であり、CTF151への自衛隊護衛艦の参加に感謝するとともに、航空隊の参加に期待している旨述べました。
- これに対し、安倍総理から、ミラー司令官をはじめとするCMFのソマリア沖海賊対処等における尽力に敬意を表する、日本は海洋国家として開かれ安定した海洋秩序を守るために、米国をはじめとする各国との連携協力を一層強化し貢献していきたい旨を述べました。
(参考)
CMFは、有志国からなる海上部隊(本部:バーレーン)で、3つの連合任務部隊を傘下に持つ。そのうちの1つがCTF151であり、ソマリア沖・アデン湾等の海賊対策に従事している。