安倍総理大臣
シュエ・マン・ミャンマー下院議長による安倍総理表敬
平成25年11月29日


本29日午後2時30分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,衆議院の招待により来日中の,シュエ・マン・ミャンマー下院議長(Rt. Hon. Thura U Shwe Mann, Speaker of the Pyidaungsu Hluttaw and Pyithu Hluttaw)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理から,日本としては,民主的で開かれたミャンマーの実現に向け,シュエ・マン議長が果たされている役割を歓迎し,今後もミャンマーにおける,民主化・法の支配の強化・国民和解・経済改革等の取組を支援していく旨述べました。また,来年は日本・ミャンマー外交関係樹立60周年にあたり,同時にミャンマーがASEAN議長国に就任する重要な年になるため,ミャンマーとの交流・協力を更に深めていきたい旨述べました。その他,法制度整備支援や二国間投資協定の早期締結を通じ,日ミャンマー双方の持続的な経済発展に繋げたい旨述べました。
2 これに対し,シュエ・マン議長からは,日本からの支援への謝意が表明されるとともに,ミャンマーにおける改革,特に国内の平和と安定,外国投資の受入れに関する法制度整備等の取組について説明があり,こうした取組が効果を上げるためには,日本からの協力が必要であるとして,強い期待が表明されました。