安倍総理大臣
安倍総理大臣とエルベグドルジ・モンゴル大統領との会談
平成25年9月29日
本29日午後4時30分から約1時間,安倍晋三内閣総理大臣は,国連総会の帰途に日本に立ち寄ったツァヒャ・エルベグドルジ・モンゴル大統領との間で,総理の私邸において会談を行ったところ,その概要は以下のとおりです。
1 安倍総理からは,エルベグドルジ大統領との半年ぶりの再会を歓迎するとともに,先般のアルタンホヤグ首相訪日の際に発出した「共同声明」及び「中期行動計画」の着実な実施を通じて,「戦略的パートナーシップ」を更に高いレベルに引き上げ,互恵的・相互補完的な関係を一層強化したい旨述べました。また,両国が共有する「3つの精神」((1)自由と民主の精神,(2)平和の精神,(3)助け合いの精神)に基づき,両国のハイレベルでの意見交換を持続し,政治・安全保障,経済,文化・人的交流分野での関係を強化していきたい旨述べました。
2 これに対し,エルベグドルジ大統領は,2010年に自らが訪日した際に,「戦略的パートナーシップ」構築を,日モンゴル両国の共通の外交目標として合意したことに言及しつつ,本年の,安倍総理大臣とアルタンホヤグ首相の相互訪問及び中期行動計画の策定を歓迎し,安倍総理が両国関係発展に尽力していることに謝意を表明しました。
3 また,双方は,アジアの地域情勢につき意見交換を行いました。会談はくつろいだ雰囲気で和やかに行われました。