安倍総理大臣
日・トルクメニスタン首脳会談



11日午後5時45分から午後8時30分まで,安倍晋三内閣総理大臣は,公式実務訪問として来日中のグルバングルィ・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領と首脳会談及び夕食会を行ったところ,その概要は以下のとおりです。
なお,首脳会談後,二国間文書の署名式が行われ,「日本国とトルクメニスタンとの新たなパートナーシップに関する共同声明(骨子(PDF)/仮訳(PDF)
/英文(PDF)
」をはじめ,6つの文書に署名(PDF)
が行われました。
1 二国間関係(総論)
(1)安倍総理から,2009年以来の2度目となる大統領の訪日を歓迎し,日本は,豊富な天然資源を有し地政学的にも重要なトルクメニスタンを重視しており,日本の高い技術と人材育成でトルクメニスタンの経済発展に協力していきたい旨述べるとともに,今回の訪日を契機に議員間交流を含め幅広いパートナーシップの関係を構築したい旨述べました。
(2)ベルディムハメドフ大統領から,日本側の歓待に感謝の意を示すとともに,今回の訪日を文化面を含めた両国の協力関係拡大の契機としたい旨述べました。また,ベルディムハメドフ大統領から,2020年五輪東京招致決定について重ねて祝意が表されました。
2 経済関係
(1)ベルディムハメドフ大統領から,天然ガスの加工等における日本企業との関係強化に加え,輸送やインフラ等の分野においても高い技術を有する日本との協力に強い期待が示されました。また,ベルディムハメドフ大統領より,トルクメニスタンの資源戦略について説明がありました。
(2)安倍総理から,今回の大統領訪日中,日本企業が化学プラント建設で総額約1兆円に上る契約や枠組み協定に署名する運びとなったことに歓迎の意を表するとともに,日本企業の高い技術と人材育成がトルクメニスタンの発展に貢献できること,日本政府としてもこれを支援してい\く旨述べました。
3 地域情勢など