安倍総理大臣

日露首脳会談(概要)

平成25年9月5日

  • (写真提供:内閣広報室)
  • (写真提供:内閣広報室)

 9月5日午後1時25分(ロシア時間)から約40分間,安倍総理は,G20首脳会合に出席するため訪問中のロシア・サンクトペテルブルクにおいて,プーチン・ロシア連邦大統領との間で首脳会談を行った。

1 冒頭発言

(1)会談の冒頭,プーチン大統領から,二人のコンタクトが頻繁に行われているのは良いことである,ロシアで再びこのような形でお目にかかれて嬉しい旨述べた。

(2)これに対して安倍総理から,再会を喜びつつ,アムール川の洪水による多大な被害についてお見舞いする,プーチン大統領の指導による早期の復興を祈念する旨述べた。また,安倍総理から,自分は本日夜IOC総会出席のためブエノスアイレスに向け出発し,その後は麻生副総理が代理出席する旨述べた。

2 日露間の政治対話

 11月1~2日にラヴロフ外相が訪日すること,及び,時期を合わせてショイグ国防相も訪日し,外務・防衛閣僚級「2+2」を開催することにつき一致した。

3 安全保障分野の協力

 安倍総理から,「2+2」は安全保障分野での両国の信頼関係向上とより強固な協力の構築に向けた重要な一里塚である旨述べ,プーチン大統領も,「2+2」の開催を歓迎した。安倍総理から,「2+2」では,地域の安全保障情勢認識や各々の安全保障政策についての意見交換に加え,安全保障・防衛分野での新たな具体的協力についても議論することを提案し,プーチン大統領の賛同を得た。

4 経済分野の協力

 プーチン大統領から,二国間の貿易経済関係は順調に進展しており,世界経済が減速する中で両国間では今年も貿易額が増加しているなど,様々な分野で協力が進展している旨述べたのに対し,安倍総理から,4月の訪露以降,エネルギー,都市環境,極東開発,農業,医療等幅広い分野において両国経済関係が着実に進展していることを歓迎し,特に都市環境分野や医療分野の具体的協力に言及した。その際,我が国の先進的な医療設備をロシアの病院に紹介するなどトップセールスも行った。

5 平和条約締結問題

 両首脳は,既に行われている日露次官級協議を今後もしっかり進めること,特に,友好的で,静かで,落ち着いた雰囲気で話し合いを進展させることを確認した。

6 シリア情勢

 シリア情勢について,安倍総理から,シリアにおいて化学兵器が使用された可能性が極めて高いと考えていること,化学兵器の使用はいかなる場合も許されないこと,日本政府は事態改善のため,ロシアを含む国際社会と緊密に連携していくという従来より明らかにしている日本の立場につき説明した。プーチン大統領からは,ロシア側の現在の情勢認識,分析,考え方について説明があった。

               

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