安倍総理大臣

平成25年12月17日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

 本17日15時15分から約25分間、安倍晋三内閣総理大臣は、第3回日・アラブ経済フォーラム出席のため訪日中のフセイン・イブラヒム・サーレフ・アル・シャハリスターニー・イラク共和国副首相(H.E. Dr. Hussain Al-Shahristani, Deputy Prime Minister for Energy Affairs of the Republic of Iraq)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭、安倍総理から、2009年にバグダッドを訪問し、日イラク・パートナーシップ宣言に署名したことに触れつつ、12月15日から16日にイラクを訪問した岸外務副大臣に託したマーリキー・イラク首相宛親書の中で、イラクの発展に引き続き貢献したいとのメッセージを伝達したことを紹介しました。また、安倍総理は、我が国として今後もイラク及び中東地域の安定に貢献する意思を表明しました。シャハリスターニー副首相は、イラクの復興及び発展における日本のこれまでの貢献への謝意及び10年前の日本人外交官の尊い犠牲への哀悼の意を表明しつつ、地域の安定に対する日本の貢献を評価する旨述べました。

  2.  シャハリスターニー副首相は、日本企業の一層のイラク進出、特にエネルギー資源の開発・生産のみならず、関連インフラ事業や製造業の分野への日本企業の投資を期待する旨述べました。安倍総理からは、日本企業のビジネス参画への期待を述べるとともに、さらなる日本企業の進出に向け、内政の安定や治安の改善、投資環境の改善等を要請しました。

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