安倍総理大臣

平成25年8月15日
メネンデス米上院議員による安倍総理表敬 (1) (写真提供:内閣広報室)
メネンデス米上院議員による安倍総理表敬 (2) (写真提供:内閣広報室)
 本15日午前9時30分から約40分間、安倍晋三内閣総理大臣は、訪日中のロバート・メネンデス米上院外交委員長(Senator Robert Menendez, Chairman of Senator Foreign Relations Committee)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

1.安倍総理から、アジア太平洋地域の安全保障環境が大きく変化している中、日米同盟の重要性はますます高まっている、メネンデス委員長が日米同盟の強化に尽力して頂いていることに感謝する旨述べました。これに対し、メネンデス委員長から、今回は外交委員長として初めてのアジア歴訪であり、意図して日本を最初の訪問国とした、日米安保条約は地域の安定の基盤であり、日米両国は世界第1、第3の経済大国であるとともに民主主義、人権といった共通の価値観を共有している、オバマ大統領のアジア太平洋重視政策を自分も支持している旨述べました。

2.この後、メネンデス委員長から、「3本の矢」に言及しつつアベノミクスについて関心が提起されたのに対し、安倍総理から、第1と第2の矢は既に的を射ており、次期国会を成長戦略実行国会と位置付け、第3の矢を推進していく旨、詳しく説明しました。また、TPPについて、メネンデス委員長より、日本の参加が重要であるとの認識が示され、日米で協力していくことで一致しました。

3.このほか、両者は、米軍再編や、中国をはじめとするアジア太平洋地域情勢について、突っ込んだ意見交換を行いました。

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