外務副大臣・外務大臣政務官
堀井巌外務大臣政務官とズラブ・ポロリカシュヴィリ世界観光機関(UNWTO)事務局長との昼食会
平成30年9月26日


9月21日,堀井巌政務官は訪日中のズラブ・ポロリカシュヴィリ世界観光機関(UNWTO)事務局長(Mr. Zurab Pololikashvili, UNWTO Secretary-General)と昼食を交え,観光振興等について意見交換を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,ポロリカシュヴィリ事務局長から,今夏の我が国における自然災害に対しお見舞いの言葉が述べられました。これに対して,堀井巌政務官からは,謝意を表明するとともに,訪日外国人旅行者への対応も含め,こうした自然災害にいかに対応するかが,我が国の観光振興に大きな役割を担うとの認識が示されました。
- また,堀井巌政務官から,東京オリンピック・パラリンピックの開催を踏まえ,2020年の訪日外国人旅行者4000万人を目標としていると述べたところ,ポロリカシュヴィリ事務局長から,同目標の達成は現実的に可能である旨,また,東京オリンピック・パラリンピックに合わせてUNWTOもメガイベントの開催等を検討しており,引き続き日本と協力していきたい旨の発言がありました。
- [参考1]世界観光機関(UNWTO)
- UNWTOは,経済的発展,国際間の理解,平和及び繁栄に寄与するため,並びに人種,性,言語または宗教による差別なく,すべての者のために人権及び基本的自由を普遍的に尊重し,及び遵守することに寄与するため,観光を振興し及び発展させることを目的とする国連専門機関。
- [参考2]ズラブ・ポロリカシュヴィリUNWTO事務局長(ジョージア出身)
- ジョージア最大のトビリシ・ビジネス・センター銀行中央支店長,ジョージア外務次官,同国在スペイン大使,同国経済発展大臣等を務めた後,2018年1月より6代目UNWTO事務局長に就任(任期は4年間)。