人道支援

平成28年6月15日
(写真1)

 イタリアを訪問中の木原誠二外務副大臣は,6月14日(火曜日)9時30分(日本時間16時30分)から約30分間,アーサリン・カズン国連世界食糧計画(WFP)事務局長(Ms. Ertharin Cousin, Executive Director, World Food Programme)と会談を行いました。概要は以下のとおりです。

  1. 木原外務副大臣から,熊本地震へのWFPの支援に対する謝意を表明するとともに,人間の安全保障推進のための重要なパートナーであるWFPと人道支援と開発支援の両面で緊密に連携したい旨述べました。また,日本の民間部門とWFPとの連携や邦人職員の増強等の面でも協力を強化したい旨述べました。
  2. これに対して,カズン事務局長から,G7伊勢志摩サミットの成功に対する祝意が表され,G7や安全保障理事会非常任理事国等での日本のリーダーシップを歓迎する旨述べるとともに,日本からのWFPに対する継続的な支援に感謝の意が表されました。
  3. さらに,両者は,先月開催された世界人道サミットや難民・避難民支援,防災分野,女性支援,今年8月に開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)等について意見交換を行うとともに,連携を更に強化していくことで一致しました。

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