食料安全保障
中西外務大臣政務官とハイレマリアム国際開発農業基金(IFAD)特使とのテレビ会談
令和2年12月3日
12月2日、午後16時15分から約15分間、中西哲外務大臣政務官は、ハイレマリアム国際農業開発基金特使(エチオピア前首相)(H. E. Mr. Hailemariam Desalegn, Special Envoy, International Fund for Agricultural Development (IFAD))とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 中西政務官から、本年はIFAD第12回増資協議(IFAD12)が実施されているが、2030年までのSDGs達成に向け、特にゴール1(貧困撲滅)及びゴール2(飢餓撲滅)の達成及び新型コロナウイルス感染症の影響をより受けやすい途上国支援において、IFADの役割を重視している、我が国にとってIFADは重要なパートナーであり、引き続き連携強化したい旨述べました。
- ハイレマリアム特使からは、アフリカに対するこれまでの日本の支援に対する謝意が表明されるとともに、アフリカの多くの貧しい小規模農家の支援を行うIFADに対して、最貧国支援において重要な役割を果たしている日本の貢献を期待する旨の発言があり、中西政務官から最善を尽くしたい旨述べました。
[参考]国際農業開発基金(IFAD)
1976年に設立された国連専門機関(事務局本部はローマ)。現在177国が加盟(我が国は1977年に原加盟国として参加)。主にアフリカ、アジア等の開発途上国に対し、融資や無償資金供与を通して、持続可能な農業開発を促進・支援する。