国連外交

平成27年10月29日
左からシンガー・UNICEFシリア事務所代表,ブラント同事務局次長,
濵地外務大臣政務官,ヴェイチUNICEF南スーダン事務所代表
  1. 10月22日(木曜日)17時15分から約30分間,濵地雅一外務大臣政務官は,ヨーカ・ブラント国際連合児童基金(UNICEF)事務局次長(Ms. Yoka Brandt, Deputy Executive Director, United Nations Children’s Fund)の表敬を受けました。
  2. 濵地外務大臣政務官から,UNICEFが重点的に取り組んでいる子供の健康,貧困撲滅対策は,我が国が重視している人間の安全保障に直結するもので,引き続き協力していきたい旨述べるとともに,我が国が支援を進めていく上で我が国の顔が見えることにより,日本の国民の支援に対する理解が進むことが重要であり,協力をお願いしたい旨述べました。
  3. これに対して,ブラント事務局次長は,日本からは政府のみならず,日本ユニセフ協会を介して日本国民から多大な支援を受けていることに感謝している,日本のUNICEFを介した支援の取組と成果は,種々のメディアを通じて伝えるよう努めているところである,日本とUNICEFの間には保健,子供の保護,防災など,優先分野に共通するものが多く,明年G7の議長を務める日本とは引き続き協力していきたい旨述べました。
  4. また,表敬にUNICEF側から同席したシンガー・シリア事務所代表と,ヴェイチ南スーダン事務所代表からは,両国の現状とともに,両国におけるUNICEFを介した日本からの支援の効果,両事務所での日本人職員の活躍ぶりについて説明がありました。

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