G20(金融・世界経済に関する首脳会合)
G20開発作業部会サイドイベント
「防災アジェンダの達成に向けた展望」の開催
平成31年2月19日
- 2019年3月13日(水曜日),外務省は,第2回G20開発作業部会のサイドイベントとして,国際協力機構(JICA),国連国際防災戦略事務局(UNISDR),国連開発計画(UNDP)と共催で,「防災アジェンダの達成に向けた展望」と題するセミナーを開催します。
- 近年,気候変動の影響により世界各国で洪水や土砂災害,干ばつ等の自然災害が激甚化しています。2018年に開催されたG20ブエノスアイレス・サミットの成果文書では,異常気象及び災害に対して強じんなインフラへの投資を含む,包括的な適応戦略の重要性が確認されました。国際社会における重なり合う政策課題を解決するためには,仙台防災枠組2015-2030やSDGs,パリ協定に一貫して取り組む必要があります。
- 今回のサイドイベントでは,仙台防災枠組,SDGs,パリ協定の一貫性を確認するとともに,これらのアジェンダを達成するためにG20関係国・国際機関が取り組むべき事項を議論します。また,SDGsを含む防災アジェンダを達成するために,防災における多様な取組(包摂性の配慮等)及び事前防災投資とより良い復興の重要性を確認し,5月にジュネーブで開催される防災グローバル・プラットフォームや6月のG20大阪サミット,更には8月に横浜にて開催予定の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)における議論につなげていくことが期待されます。