国際保健全般

令和4年9月21日
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フレンズ閣僚級会合を共催する林外務大臣
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フレンズ閣僚級会合参加者と林外務大臣

 現地時間9月21日午前11時00分(日本時間22日午前0時0分)から約90分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フレンズ閣僚級会合を共催したところ、概要は以下のとおりです。なお、同会合には、林外務大臣のほか、ドーン・ポラマットウィナイ・タイ副首相兼外相(H.E. Mr. Don Pramudwinai, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of Thailand)及びズラブ・アザラシュヴィリ・ジョージア保健大臣(H.E. Mr. Zurab Azarashvili, Minister of Internally Displaced Persons from the Occupied Territories, Labor, Health and Social Affairs of Georgia)がUHCフレンズ共同議長として出席したほか、チャバ・コロシ国連総会議長(H.E. Mr. Csaba Kőrösi, President of the 77th Session of the UN General Assembly)、アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長(H.E. Ms. Amina Mohammed, United Nations Deputy Secretary-General)、テドロス・アダノムWHO事務局長(Dr. Tedros Ghebreyesus, Director-General, World Health Organization)を始めとする国際機関の長などが出席しました。

  1. 林外務大臣は、現状では、世界の半分の人が新型コロナ対策を含む基礎的保健医療サービスを受けられていないと言われており、人間の安全保障も脅かされ、国家の経済的・社会的発展が阻害されている旨指摘した上で、新型コロナ危機を通じて、世界は保健システムへの投資が強靭な経済・社会の基盤の強化に繋がることを実感した旨述べつつ、このモメンタムを活用し、UHCの達成に向けた取組を維持・強化する必要性を指摘しました。
  2. また、林外務大臣は、COVAXへの最大15億ドルの財政的支援を含む約50億ドル規模の新型コロナ対策支援や、グローバルファンドを通じた三大感染症対策及び保健システム強化に対する最大10.8億ドルの支援表明を始めとする日本のUHC達成を旗印とした取組に言及しつつ、明年のG7広島サミットおよび国連総会UHCハイレベル会合に向けて、ポスト・コロナの時代に求められるUHCの推進に関する議論や取組を引き続き主導していく決意を述べました。
  3. 出席者からは、新型コロナによるUHC推進への影響や、これまでのUHC推進の進捗に関する意見が示され、UHC推進へのモメンタムの維持・強化やUHC達成への取組をますます加速させていく方策を含め活発な議論が行われました。
[参考1]

 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC):すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを負担可能な費用で受けられること。

[参考2]

 UHCフレンズグループ:国連総会UHCハイレベル会合及びSDG目標である2030年までの世界でのUHC達成に向け、国連加盟国における機運を高め理解を深めるため、日本が主導し2018年12月に設置された、国連をベースとした有志国グループ。


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