国際保健

平成30年5月30日
(写真1)アルバロ・ベルメホ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長と中根外務副大臣の握手の様子
(写真2)アルバロ・ベルメホ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長による中根外務副大臣表敬の様子

 5月29日,午前9時50分から約20分間,中根一幸外務副大臣は,訪日中のアルバロ・ベルメホ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長(Dr. Alvaro Bermejo, Director-General of International Planned Parenthood Federation(IPPF))による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,中根外務副大臣から,事務局長の就任に対し祝意を述べ,就任後早期の公式初来日を歓迎する旨述べました。また,現地の政府機関では手の届きにくい人々に対して,現地のニーズに合った性と生殖に関する健康サービスを提供するIPPFの活動を評価し,性と生殖に関する健康サービスの提供は,日本が重視するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現のために必要不可欠であり,日本としても,引き続き積極的な取組を続ける方針である旨述べました。
  2. これに対しベルメホIPPF事務局長は,日本の協力に対し謝意を述べるとともに,UHCの重要な要素である性と生殖に関する健康サービスの提供について積極的に取り組んでいく旨述べました。また,今次訪問の機会に開催する学生等を対象としたキャリアセミナーについて言及し,邦人職員の確保に引き続き取り組んでいきたい旨述べました。
  3. このほか,IPPFと日系企業とのさらなる連携推進について意見交換が行われました。

[参考]ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)
世界中のすべての人が生涯を通じて必要な時に基礎的な保健サービスを負担可能な費用で受けられること。


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