気候変動

令和5年11月20日
マファルダ・ドゥアルテGCF事務局長と握手をする堀井外務副大臣
マファルダ・ドゥアルテGCF事務局長と会談をする堀井外務副大臣の様子

 11月20日(月曜日)午後12時10分から約20分間、堀井巌外務副大臣は、来日中のマファルダ・ドゥアルテ緑の気候基金(GCF)事務局長(Ms. Mafalda Duarte, Executive Director, Green Climate Fund)による表敬を受けました。

  1. 堀井副大臣から、本年8月に就任したドゥアルテ事務局長に対して、就任への祝意とGCF事務局長としての初の訪日に歓迎の意を表しました。また、GCF第2次増資期間にあたる2024年からの4年間の行動が、1.5度目標に向けて非常に重要であり、GCFの役割に期待する旨述べました。さらに、我が国は、GCF第2次増資に対して最大1,650億円を拠出する意向であり、これにあたっては、民間資金の動員、気候変動に最も脆弱な国々の適応能力と強じん性の強化、広汎な知知見の活用と効果的・効率的な事業実施と運営に取り組むことをGCFに強く求めることを改めて伝達しました。
  2. これに対し、ドゥアルテ事務局長は、日本がGCFに対して引き続き多大な貢献を行っていることに謝意を述べるとともに、今後4年間で優先的に取り組みたいこととして、最も脆弱な人々やコミュニティへの支援の強化、民間投資の動員、パートナーシップの強化やプロセスの簡素化等を通じた効果的・効率的な運営を挙げ、日本と協力していきたい旨述べました。
  3. 堀井副大臣とドゥアルテ事務局長は、GCF事務局における日本人職員の増加や、GCF事業への日本企業の関与についても意見交換を行い、今後も日本政府とGCF間で意見交換を継続していくことで一致しました。

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