気候変動
緑の気候基金(GCF)第2次増資ハイレベル・プレッジング会合(結果)
令和5年10月10日
- 10月5日、緑の気候基金(GCF)第2次増資ハイレベル・プレッジング会合がドイツ・ボンで開催されました。
- 緑の気候基金(GCF)は、開発途上国の温室効果ガス削減(緩和)と気候変動の影響への対処(適応)を支援するため、国連気候変動枠組条約及びパリ協定の下に設置されている基金です。第2次増資に向けた今次会合では、我が国を含む25か国から合計約93億ドルの拠出表明が行われました。
- 同会合では、我が国を代表して、GCF理事を務める北村俊博外務省国際協力局審議官(気候変動担当大使)から、日本の拠出について発表しました。
- 日本政府としては、今次増資において、国会の承認が得られれば、GCFの活動状況に応じて、第1次増資と同額の最大約1650億円を拠出する意向です。
また、今般の追加拠出にあたり、GCFが、日本が重視する課題である適応支援における脆弱国の優先化、民間資金動員案件の推進、及びより広汎な知見を活用したGCF事業の推進等に更に取り組むことを強く期待しています。