国際法

令和8年9月9日

 8月24日から28日、外務省は、東京(国連大学)において、第4回「東京国際法セミナー」を開催しました。

1 目的

  1. アジア・アフリカの行政官等に実務者向けの国際法研修を提供し、国際法の知識を高め、交流を促進することにより「法の支配」に導かれた平和の実現に貢献する。
  2. 日本の弁護士や若手国際法研究者にも参加の門戸を開くことで日本における国際法分野の人材育成を図る。

3 結果概要(PDF)別ウィンドウで開く

  1. アジア・アフリカ諸国の行政官等25か国3国際機関から42名(アンゴラ、バーレーン、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、エスワティニ、ガボン、ガーナ、インド、インドネシア、ケニア、ラオス、モルディブ、ミクロネシア連邦、モンゴル、ネパール、フィリピン、シンガポール、南アフリカ、シリア、タジキスタン、タイ、トルコ、ベトナム、ジンバブエ、アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)、アフリカ連合委員会(AUC)、太平洋諸島フォーラム(PIF)(含:日本の大学院で修士・博士課程に在学中のJICA長期研修員16名))、日本の協賛法律事務所所属弁護士・若手国際法研究者等39名の計81名がセミナーに参加しました。セミナー期間中、著名な外国人国際法専門家等により、国際法実務で特に重要な各分野や国際裁判実務等について講義を実施しました。
  2. 8月24日の研修冒頭、今次セミナーの開催にあたって茂木外務大臣によるビデオメッセージを放映しました。
  3. セミナー初日にあたる8月24日、歓迎レセプションを国連大学で実施しました。
  4. 講義一覧
    1. 「国際訟務」ポール・ライクラー 11KBW法律事務所弁護士
    2. 「国際司法裁判所(ICJ)」サラ・クリーブランド 国際司法裁判所(ICJ)判事
    3. 「国家・政府職員の免除、外交特権」フィリッパ・ウェッブ オックスフォード大学教授
    4. 「投資家と国との間の紛争解決(ISDS)」ヤス・バニファテミ Gaillard Banifatemi Shelbaya Disputes法律事務所 設立パートナー、ユーリ・パルホメンコ Gaillard Banifatemi Shelbaya Disputes法律事務所 パートナー
    5. 「ビジネスと人権」エマ・リンゼイ クルーニー財団共同最高経営責任者
    6. 「武力の行使」ダポ・アカンデ オックスフォード大学教授、国際法委員会(ILC)委員
    7. 「国家責任」フェデリカ・パデウ ケンブリッジ大学准教授
    8. 「海洋法」トマス・ヘイダー 国際海洋法裁判所(ITLOS)所長
    9. パネルディスカッション「国連機関間の相互作用を通じた国際法の発展と明確化」
      • パネリスト:クリーブランド判事、ウェッブ教授、パデウ准教授、リンゼイ弁護士
      • モデレーター:御巫智洋 国連代表部次席常駐代表兼国際法協力担当大使
  5. 8月28日、修了式が実施され、外務大臣名の修了証書が修了者に手渡されました。
  6. 本件セミナーの関係団体は以下のとおりです。
    主催:
    外務省
    共催:
    日本弁護士連合会、国際法学会、法務省
    後援:
    国連大学、アジア・アフリカ法律諮問委員会(AALCO)
    協賛:
    アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、長島・大野・常松法律事務所、西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、TMI総合法律事務所、弁護士法人淀屋橋・山上合同、ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)、森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、シティユーワ法律事務所、弁護士法人 北浜法律事務所、古賀総合法律事務所

4 国際法模擬裁判「アジア・カップ」の開催

 このセミナーの開催に当たっては、アジア諸国の学生を対象として、平成11年から毎年日本で開催している国際法全般を扱う模擬裁判の国際大会として、アジア最大規模の国際法模擬裁判「アジア・カップ」も開催し、タイからのチームが優勝しました。


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