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　(1)　1966年に英国から独立した。94年の総選挙の結果、労働党が過半数の議席を獲得し、アーサー政権が発足した。99年１月の総選挙でも与党が圧勝し、第二次アーサー政権が成立した。
　(2)　外交面では、米国、カナダとの関係を最優先に、欧州諸国との友好関係の維持を図る一方、キューバ、中国、韓国、北朝鮮とも外交関係を有している。また、恵まれた経済力を背景に、東カリブ海諸国のスポークスマンを自認しており、国連等国際場裡において積極的な外交を展開している。
　(3)　経済は農業（砂糖）と観光業に大きく依存している。93年以降、観光業、製造業、建設業の伸びを主因としてプラス成長を維持、97年は観光部門、農業部門及び建設部門が著しく伸長し、経済成長率は3.0％に達した。90年代初頭に政府が民営化、公務員削減等の構造調整策を実施したことにより、失業率は依然として12％（98年推定値）と高い水準にある。
　(4)　我が国との貿易は、日本側の大幅輸出超過が続いており、我が国からの主な輸出品は自動車、一般機械で、バルバドスからは綿等を輸入している。両国関係は93年より開始された日・カリブ協議等を通じ強化されつつある。

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　(1)　バルバドスは、人口が約27万人と少なく所得水準が高いため、小規模の技術協力のみを実施している。
　(2)技術協力では、行政、通信、環境等の分野における研修員受入れ、自動車工学等に関する専門家の派遣の協力実績がある。

（参考１） 主要経済指標等

－		90年	95年	96年	97年
人口（千人）		257	266	264	265
名目GNP	総額（百万ドル）	1,680	1,745	－	－
	一人当たり（ドル）	6,540	6,560	－	－
経常収支（百万ドル）		－10.7	89.2	103.0	－
財政収支（百万バルバドス・ドル）		－244.80	26.85	－129.08	－37.93
消費者物価指数（90年＝100）		100.0	110.9	114.1	121.3
ＤＳＲ（％）		15.2	9.5	7.5	－
対外債務残高（百万ドル）		683.0	597.0	581.4	644.3
為替レート（年末、1USドル＝バルバドス・ドル）		2.0000	2.0000	2.0000	2.0000
分類（DAC／国連）		高中所得国／－
面積（千㎞2）		0.4

　

（参考２） 主要社会開発指標

－		90年	最新年	－	90年	最新年
出生時の平均余命 （年）		－	76(97年)	乳児死亡率 （1000人当たり人数）	－	－
所得が1ドル／日以下 の人口割合（％）			－	5歳未満児死亡率 （1000人当たり人数）	－	－
下位20％の所得又は 消費割合（％）		－	－	妊産婦死亡率 （10万人当たり人数）	－	－
成人非識字率（％）		－	3(95年)	避妊法普及率 （15-49歳女性/％）	－	－
初等教育純就学率 （％）		－	－	安全な水を享受しうる 人口割合（％）	－	－
女子生徒比率 （％）	初等教育	－	－	森林面積（1000km2）	－	－
	中等教育	－	－

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(1)我が国のODA実績

（支出純額、単位：百万ドル）

暦年	贈与			政府貸付		合計
	無償資金協力	技術協力	計	支出総額	支出純額
94 95 96 97 98	－(－) －(－) －(－) －(－) －(－)	0.09(100) 0.13(100) 0.06(100) 0.12(100) 0.19(100)	0.09(100) 0.13(100) 0.06(100) 0.12(100) 0.19(100)	－ － － － －	－(－) －(－) －(－) －(－) －(－)	0.09(100) 0.13(100) 0.06(100) 0.12(100) 0.19(100)
累計	－(－)	2.58(100)	2.58(100)	－	－(－)	2.58(100)

（注）（　）内は、ODA合計に占める各形態の割合（％）。

(2)DAC諸国・国際機関のODA実績

　

DAC諸国、ODA　NET

（支出純額、単位：百万ドル）

暦年	１位	２位	３位	４位	５位	うち日本	合計
95 96 97	英国　0.6 英国　0.4 英国　0.4	オランダ　0.2 オランダ　0.2 オランダ　0.3	日本　0.1 カナダ　0.1 カナダ　0.2	カナダ　0.1 日本　0.1 日本　0.1	フランス　0.0 フランス　0.1 ドイツ　0.1	0.1 0.1 0.1	0.1 －0.2 0.1

　

国際機関、ODA　NET

（支出純額、単位：百万ドル）

暦年	１位	２位	３位	４位	５位	その他	合計
95 96 97	UNTA　0.3 CEC　5.7 CEC　5.7	CEC　0.2 UNTA　0.2 UNDP　0.4	UNDP　0.1 UNDP　0.1 UNTA　0.3	UNFPA　0.0 IDB　－1.5 UNFPA　0.0	IDB　－1.7 － IDB　－1.5	0.4 0.3 －1.6	－0.7 4.8 3.4

(3)年度別・形態別実績

（単位：億円）

年度	有償資金協力	無償資金協力	技術協力
90年度 までの 累計	なし	なし	2.29億円 研修員受入　18人 専門家派遣　5人 機材供与　60百万円
91	なし	なし	0.26億円 研修員受入　2人 機材供与　1百万円
92	なし	なし	0.12億円 研修員受入　3人
93	なし	なし	0.11億円 研修員受入　4人
94	なし	なし	0.10億円 研修員受入　4人
95	なし	なし	0.05億円 研修員受入　3人
96	なし	なし	0.09億円 研修員受入　4人
97	なし	なし	0.20億円 研修員受入　6人 専門家派遣　3人 機材供与　0.6百万円
98	なし	なし	0.20億円 研修員受入　5人 専門家派遣　1人 機材供与　1.5百万円
98年度 までの 累計	なし	なし	3.43億円 研修員受入　49人 専門家派遣　9人 機材供与　63.2百万円

（注）１．「年度」の区分は、有償資金協力は交換公文締結日、無償資金協力及び技術協力は予算年度による。（ただし、96年度以降の実績については、当年度に閣議決定を行い、翌年５月末日までにE/N署名を行ったもの。） 　　　２．「金額」は、有償資金協力及び無償資金協力は交換公文ベース、技術協力はＪＩＣＡ経費実績ベースによる。