世界には、気候変動、環境問題、貧困、感染症など、深刻な問題を抱える地域があります。
これらは遠い外国の自分とは無関係な問題ではなく、じつは、私たちの社会のあり方やライフスタイルとも密接に関係しています。経済的な利益や効率ばかりを優先する社会のあり方は、弱い立場に追いやられる人々を生み、地球環境に過重な負担をかけてきました。そうした社会の中で、私たち自身もいつしか、真の豊かさの意味を見失いつつあるようです。
地球上には、文化・民族・宗教を異にするさまざまな人たちが暮らしています。その人たちの文化や宗教、習俗は、私たちとは異なるけれども、それぞれがすばらしさをもっています。
グローバル教育とは、世界のさまざまな人々が共生できる公正な社会をつくるために何が必要かを学ぶ教育です。このコンクールでは、それを自分たち自身の問題として考え、その解決のために自ら行動に移すことのできる人間を育成するため、学校教育などの場での「グローバル教育」を実践する際に活用できる作品を全国から募集しています。
インドネシアのとある村で
伝統工芸の染物を売るおばあさん
(2008年度の入賞作品より)
生活のために学校にも行かずに
家の手伝いをするミャンマーの子ども
(2008年度の入賞作品より)
(教職員・NGO関係・一般の方)
地球や世界がかかえるさまざまな問題について学ぶための、教材のもとになる素材を募集します。(たとえば写真、組写真、映像、教育ツールなど)
川を渡って学校へ向かう
バヌアツ共和国の子どもたち
(2008年度の入賞作品より)
(教職員・NGO関係・一般の方・生徒・学生)
学校でのクラブ活動や生徒会活動で行った海外への協力活動などの報告、国際理解教育の授業実践の報告、NGO・NPOでの国内外の活動、個人での活動の報告など、これまでに行ったグローバル教育に関する取り組みの活動報告を募集します。
(2008年度の入賞作品より)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/edu/contest.html
このほか、応募数の多かった学校には「学校賞」(最大50校を予定)、優秀な応募者には「グローバル教育ナビゲーター」の称号を送ることを検討中。
作品受付終了後、審査委員会にて優秀作品が選考され、12月下旬、HP上に受賞作品を発表。2月に大阪で行われる「ワンワールド・フェスティバル」にて表彰式を予定しています。
応募用紙に必要事項を記入し、締切り日までに作品はE-mail、または郵送で応募してください。
作品はE-mailまたは郵送にて応募してください。
※E-mail送信の場合、データ容量は2メガバイト以下とします。
規定容量を超える作品は審査対象になりませんのでご注意ください。
作品のデータが2メガバイト以上の場合、
データをCD-RまたはDVDに移して郵送でご応募ください。
※着払いはお受取りできませんのでご了承願います 。
応募作品が複数ある場合、応募する作品1つにつき
応募用紙1枚を作品と一緒にご提出ください。
※お1人で複数作品の応募は可能ですが、
入賞作品は1人1点までとさせていただきます。
●その他の注意事項
●「素材」部門
なお、応募規定に記載されていない内容については、事務局までお問い合わせください。
●「活動報告」部門
なお、応募規定に記載されていない内容については、事務局までお問い合わせください。
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