国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

コロール州周辺海域における不発弾(ERW)処理事業(第1期)
(Explosive Remnant of War(ERW)Clearance In See of Koror state (The first stage))

(写真)海中での調査員
国名 パラオ 事業地地図(PDF)
事業期間 2012年12月4日~2013年12月3日
分野 地雷関係
実施団体 特定非営利活動法人
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プロジェクトの概要
 第二次世界大戦において激戦地であったパラオでは,戦時中,日米軍双方合わせて2,800トンもの砲爆弾が投下されたと見積もられ,現在でも多くの不発弾が処理されないまま地上,地下,海中に残されたままとなっており,産業開発や観光開発の妨げとなっている。
 また,海中に散在する不発弾からは爆薬の一種であるピクリン酸が漏洩するなど海中汚染が深刻な状況であり(ダイバーや住民が漏洩したピクリン酸に触れた場合,火傷や頭痛などの傷害を受ける),早期に不発弾を処理する必要がある。
 そのため,以下の事業を実施する。
(1)コロール州周辺海浜および海中に散在する不発弾を回収し,処理することにより,海浜・海中の安全化を図る。
(2)海洋警察隊員に対し,不発弾処理補助者としての技術移転を実施し,パラオ政府の不発弾処理能力向上を図る。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)亀裂の入った対潜爆雷。亀裂から茶色のピクリン酸が漏洩している
中間
(写真)ワーキンググループに対する処理要領説明
完了
(写真)水中硬化型防食材による爆雷の亀裂補修処置
その他特記事項
なし

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