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イラク中部・北部の小中学校における教育環境整備および衛生促進事業(第2フェーズ)
(Improvement of Educational Environment of Primary and Secondary schools in Middle and Northern Part of Iraq (Second Phase))

(写真)窓が割れたままの教室 (アンバール県 Anbar 小学校)
国名 イラク 事業地地図(PDF)
事業期間 2011年11月1日~2012年8月31日
分野 教育・人づくり
実施団体 特定非営利活動法人 ジェン他のサイトヘ
プロジェクトの概要
 湾岸戦争以来の長年続いた経済制裁や2003年イラク戦争以降の社会的混乱により,イラクにおける教育環境は依然として劣悪な状況にある。特に,湾岸戦争後の経済制裁や戦後の戦闘行為等によってイラク中部のバグダッド県,アンバール県,バビル県,ディヤラ県,及び北部のキルクーク県では多くの学校が破壊され,子どもたちは劣悪な教育環境での学習を余儀なくされている。また,水道設備やトイレといった水・衛生環境も悪く,こういった事情が特に女子生徒の通学率の低下や感染症問題にもつながっているともいわれている。
 このような教育・衛生環境を改善するため,本事業では前年度事業に引き続き,上記5県において学校修復と衛生促進に取り組む。具体的には以下の活動を実施する。
1)水道・トイレといった衛生設備,電気設備・換気施設・ドア・窓といった学校設備の修復。
2)感染症予防のための基本的な知識を学ぶための教員を対象とした衛生ワークショップの開催。
3)事業期間中における修復された学校の維持・管理,学校管理委員会の組織。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)清掃されず、ごみが散乱する校舎(アンバール県 Kaulafaa 中学校)
中間報告
(写真)修復された水道設備
完了
(写真)衛生教育-JENの修復した洗面所で、歯磨きの練習をする小学生たち
その他特記事項
なし
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