スポーツ交流

令和5年11月10日
寄贈された体操機材の前での記念写真
寄贈された体操器具で練習する子供たち
寄贈された体操器具

 令和5年5月18日、外務省は、令和4年度の「スポーツ外交推進事業」として、公益財団法人日本体操協会から提供を受けた体操器材を、在ボスニア・へルツェゴビナ日本国大使館を通じて、ボスニア・へルツェゴビナ体操連盟に寄贈しました。現地で実施された引渡し式には、杵渕正巳駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が出席しました。
 本事業は、日本政府のスポーツを通じた国際交流・協力の取組である「Sport for Tomorrow」の一環として、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。

コメント

ミランコ・ムチバビッチ ボスニア・へルツェゴビナ・オリンピック委員会会長

 日本からはこれまでもたくさんの支援をいただいているが、今般、大変素晴らしい体操器材を多数寄贈いただきました。寄贈いただいた器材は、間違いなく当国の体操レベル向上に大きく貢献します。日本政府及び日本大使館、並びに日本体操協会に心から御礼申し上げます。スポーツを通じ、日本との交流が活発になれば幸いです。

アダミール・ラシュチッチ ボスニア・へルツェゴビナ体操連盟会長

 今般、日本から大変立派な器材が寄贈されたことは、大きな喜びと誇りであり、日本政府及び日本体操協会、そして本日引渡し式に出席いただいた杵渕正巳大使に深く感謝申し上げます。子供たちは、従前、老朽化した器材を使い、安全マットも十分な数が用意されていない、いわば危険な環境下での練習を余儀なくされていました。寄贈いただいた器材は我々にとって金額に換算できないほどの価値があります。今後は同器材を活用し、ボスニア・へルツェゴビナの体操・新体操のレベルの底上げに尽力し、1989年以来となる当地での新体操世界選手権大会開催を実現したいと思います。

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