国連外交
林外務大臣とクールシ第77回国連総会議長との会談
令和4年9月22日
現地時間9月22日午前9時(日本時間9月22日午後10時)から約20分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、クールシ・チャバ国連総会議長(H.E. Mr. Kőrösi Csaba, President of the 77th session of the United Nations General Assembly)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、クールシ議長の国連総会議長就任への祝意とともに、同議長が国連の諸課題への取組に指導力を発揮することを期待する旨述べたのに対し、クールシ議長から、林大臣の国連総会出席を歓迎する旨述べました。
- 林大臣から、国際秩序が揺らぐ中、日本として法の支配の徹底を重視しており、そのために国連全体の機能強化が必要である旨強調するとともに、総会の機能強化とクールシ議長のリーダーシップを後押ししていく旨述べたところ、クールシ議長から謝意が表明されました。また、林大臣から、安保理改革の重要性と改革に向けたクールシ議長の前向きな姿勢に言及しつつ、同議長のリーダーシップに期待する旨述べたところ、クールシ議長から加盟国と共に努力する旨の言及がありました。
- 双方は、国際社会が未曽有の試練に直面する中、新たな時代における人間の安全保障に基づく取組の主流化に向けて連携し、将来世代のために責任を果たしていくことで一致しました。