国連外交

令和8年10月7日
国連総会議場で一般討論演説を行う高市総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
第81回国連総会で演説を行う高市総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
  • 高市早苗総理大臣は、9月21日(月曜日)から23日(水曜日)(現地時間)まで、第81回国連総会等出席のため、米国ニューヨーク州を訪問しました。
  • 滞在中、高市総理大臣は国連総会において一般討論演説を行ったほか、国連事務総長や各国首脳との会談等を行いました。

1 主要行事の結果概要

(1)一般討論演説

 現地時間9月22日午後7時17分(日本時間23日午前8時17分)から約20分間、高市総理大臣は、第81回国連総会において一般討論演説を行いました。

  • 第81回国連総会における高市総理大臣による一般討論演説(和文/英文)

(2)二国間会談等

  1. 日米首脳会談(9月22日)

     現地時間9月22日午後1時5分(日本時間23日午前2時5分)から約35分間、高市総理大臣は、ドナルド・J・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と会談を行いました。

     両首脳は、経済安全保障や経済、安全保障など幅広い分野での協力を更に強化し、日米同盟を一層強固なものにしていくことで一致しました。また、インド太平洋地域の平和と繁栄の礎である日米同盟の抑止力・対処力の強化に向けた取組を一層推進することを確認しました。

     両首脳は、来る米中首脳会談も念頭に、経済安全保障を含む中国をめぐる諸課題について意見交換を行ったほか、北朝鮮情勢についても意見交換を行い、核・ミサイル問題に共に対処する必要性や、北朝鮮の完全な非核化に向けた確固たるコミットメントを改めて確認しました。

     また、日米豪印等の枠組みの重要性を改めて確認するとともに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を力強く推進していくことで一致しました。

  2. 日・トルコ首脳会談(9月22日)

     現地時間9月22日午後2時35分(日本時間23日午前3時35分)から約15分間、高市総理大臣は、レジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ大統領(H.E. Mr. Recep Tayyip Erdoğan, President of the Republic of Türkiye)と会談を行いました。

     高市総理大臣から、日・トルコ関係の戦略的パートナーシップを更なる高みへと引き上げたい旨、また、イラン情勢に関し、仲介の役割を果たしてきたトルコの尽力を高く評価しつつ、ホルムズ海峡において、従来どおりいかなる追加的費用もない形で全ての船舶が自由で安全に航行できることが、日本を含む国際社会全体にとって極めて重要であることを指摘しました。

     エルドアン大統領からは、両国の協力関係を教育、経済、防衛等の幅広い分野で一層推進していきたい、また、イラン情勢、パレスチナ問題などの国際的な課題についても緊密に連携していきたい旨の発言がありました。

     両首脳は、今後も緊密に意思疎通していくことで一致しました。

  3. グテーレス国連事務総長との会談(9月22日)

     現地時間9月22日午後3時30分(日本時間23日午前4時30分)から約10分間、高市総理大臣は、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行いました。

     両者の間で、より強靱かつ実効的な国連の実現のため、UN80イニシアティブ、安保理改革を初めとする国連改革における連携を確認すると同時に、高市総理大臣から、国連関係機関における邦人職員の増強について、改めて伝達しました。

     また、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮情勢への対応等における協力についても一致しました。

     両者は、ウクライナ情勢、中東情勢といった国際社会の喫緊の諸課題に関し、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

  4. 日・ウクライナ首脳会談(9月22日)

     現地時間9月22日午後3時55分(日本時間23日午前4時55分)から約20分間、高市総理大臣は、ヴォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領(H.E. Mr. Volodymyr ZELENSKYY, President of Ukraine)と会談を行いました。

     冒頭、高市総理大臣から、ゼレンスキー大統領の強いリーダーシップのもと、祖国の平和のために立ち向かうウクライナの人々に改めて敬意を表するとともに、一日でも早く公正かつ永続的な平和を実現するため、各国が結束してウクライナを支えることが不可欠である旨強調しました。

     また、高市総理大臣から、我が国はウクライナと共にあり、その方針に揺るぎはなく、国際社会と連携し、ウクライナ支援と対露制裁に取り組んでいく旨述べました。

     これに対し、ゼレンスキー大統領から、日本のこれまでの支援に感謝が示されるとともに、現下のウクライナの取組に関して説明がありました。

2 日程

9月21日(月曜日)

  • ニューヨーク着

9月22日(火曜日)

  • 日米首脳会談
  • 日・トルコ首脳会談
  • グテーレス国連事務総長との会談
  • 日・ウクライナ首脳会談
  • 一般討論演説

9月23日(水曜日)

  • ニューヨーク発
国連外交へ戻る