国連外交
アナン元国連事務総長の逝去を受けた安倍総理大臣による弔意メッセージの発出
平成30年8月19日
本19日,コフィ・アナン元国連事務総長(H. E. Mr. Kofi Annan, Former Secretary-General of the United Nations)が8月18日に逝去されたことを受け,安倍晋三内閣総理大臣からアントニオ・マヌエル・デ・オリヴェイラ・グテーレス国連事務総長(H. E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)に対し,アナン元国連事務総長の功績に深甚なる敬意を表し,以下のとおりお悔やみを伝えるメッセージを発出しました。
国際連合事務総長
アントニオ・マヌエル・デ・オリヴェイラ・グテーレス 閣下
コフィ・アナン元国連事務総長の逝去の報に接し,深い悲しみに耐えません。
コフィ・アナン元国連事務総長は,卓越した指導力を発揮して,国連改革,開発問題,国際社会の平和と安定の維持のために,精力的に取り組まれました。
特に,2000年に,新たな千年期の黎明に際して「ミレニアム・サミット」を開催し,21世紀の挑戦に対する国連の強化を目的とした「ミレニアム宣言」を発出されたのは,国連の歩みにおいて,燦然と輝く素晴らしい功績です。
コフィ・アナン元国連事務総長の功績に深甚なる敬意を表し,日本国政府及び日本国民を代表して,衷心よりお悔やみを申し上げます。
平成30年8月19日
日本国内閣総理大臣 安倍晋三