国連外交
岩屋外務大臣の安保理改革に関するバロ仏外相主催朝食会への出席
令和7年9月23日

現地時間9月23日午前8時30分(日本時間9月23日午後9時30分)から約45分間、米国・ニューヨークを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ジャン=ノエル・バロ・フランス共和国欧州・外務大臣(H.E. Mr. Jean-Noël BARROT, Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic)が主催する、安保理改革に関する朝食会に出席しました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭、バロ仏外相は、安保理常任理事国である仏自身が、安保理改革の実現に向けて行動することの意義について述べました。
- 岩屋大臣は、安保理改革が喫緊の課題であることを強調するとともに、常任・非常任理事国双方の拡大の必要性を訴えました。また、アフリカに対する歴史的不正義の是正の重要性だけでなく、小島嶼開発途上国(SIDS)を含む中小規模の国連加盟国についても、十分に配慮すべきである旨を述べました。
- さらに、G4各国(日本を除く:ブラジル、ドイツ、インド)、アフリカ諸国、SIDS諸国といった他の参加国から、今後の安保理改革の方向性について発言がありました。
- 今回の岩屋大臣の出席は、安保理改革に対する日本の揺るぎないコミットメントを示すものであり、主催国であるフランスを含む関係国との緊密な連携を更に強化する機会となりました。