国連外交
安保理改革に関する政府間交渉(IGN)議長(アル・バンナーイ・クウェート国・国連常駐代表)による林内閣官房長官表敬
令和7年3月24日


3月24日、午後2時5分から約20分間、林芳正内閣官房長官は、外務省の招待により訪日中の「安保理改革に関する政府間交渉(IGN)」議長を務める、タリク・アル・バンナーイ・クウェート国・国連常駐代表(H.E. Ambassador Tareq M. A. M. AlBanai, Permanent Representative of the State of Kuwait to the United Nations)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林官房長官から、アル・バンナーイ国連常駐代表の昨年に続く訪日を歓迎し、日本政府全体で、安保理改革を含む国連の機能強化に真摯に取り組んでいる旨述べました。その上で、日本及びG4(日本、ブラジル、ドイツ、インド)として、今後も安保理改革に積極的かつ建設的に関与していく旨述べました。
- これに対し、アル・バンナーイ国連常駐代表は、招待への謝意を述べるとともに、安保理改革を始めとする国際場裡の諸課題についての連携を一層強化していきたい旨述べました。
- 双方は、国連創設80周年の本年、安保理改革の実現に向けた具体的進展が必要であるとの認識を共有し、引き続き連携していくことで一致しました。
- また、この機会に、双方は、中東情勢を含む国際情勢について意見交換を行いました。