国連外交
石破内閣総理大臣とグテーレス国連事務総長との会談
令和7年8月20日

8月20日、午後3時55分から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、横浜において、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)等に出席するため訪日中のアントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、グテーレス国連事務総長へ、TICAD共催者としての国連のパートナーシップに感謝し、日本は国連と多国間主義に引き続きコミットしていく旨を述べました。これに対し、グテーレス国連事務総長から、TICADプロセスを含む日本とアフリカ諸国との協力関係に賛辞が寄せられました。
- 続いて、石破総理大臣から、国連機関においてUN80イニシアティブによる改革が進む中、改めて邦人職員の雇用維持、増強を依頼する旨を述べました。これに対し、グテーレス国連事務総長から、国連の活動に関する日本の支援に謝意が述べられるとともに、国連改革に向けた努力及び日本に対する期待の声が寄せられました。
- この他、両者は安保理改革を含む国連改革や人間の安全保障、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応等に関し、意見交換を行いました。