アジア
「第2回ARF宇宙セキュリティワークショップ」の開催(概要)
平成26年10月10日

- 10月9日及び10日, 外務省は,米国及びインドネシアとの共催により,「第2回ASEAN地域フォーラム(ARF)宇宙セキュリティワークショップ」を東京にて開催し,24のARFメンバー(注)からの約80名の政府関係者や有識者が参加しました。このワークショップは,本年8月に実施されたARF閣僚会合での承認を踏まえ実施したものです。
(注)ARFメンバーの参加(計23か国及びEU) - セミナーの概要は以下のとおりです。
- (1)9日のセッションでは,冒頭,中山泰秀外務副大臣の開会挨拶に引き続き,共催国のインドネシア及び米国が基調講演を行いました。午前中のセッションでは,アジア太平洋地域での宇宙利用の状況や宇宙デブリ等の宇宙セキュリティへの脅威の現状について議論されました。続いて,午後のセッションでは,デブリ等の脅威に対応するための国際的な規範作りについて,参加者の間で活発な意見交換が行われました。
- (2)10日のセッションでは,宇宙分野での地域協力等について議論されるとともに,宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターの視察が行われました。
- 本ワークショップでの議論を通じ,ARF各国の間の宇宙セキュリティについての取組や積極的なルール作りが一層促進されることが期待されます。