G7
G7外相会合(セッション4:エネルギー安全保障と重要鉱物)
令和7年11月12日
現地時間11月12日午後1時25分(日本時間13日午前3時25分)から約75分間、G7外相会合に参加するためカナダ・ナイアガラを訪問中の茂木敏充外務大臣は、「エネルギー安全保障と重要鉱物」に関するセッション(ワーキング・ランチ形式)に参加したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相、EU上級代表及び招待国であるインド、ウクライナ、韓国、サウジアラビア、ブラジル、南アフリカ及びメキシコの外相が参加)。
- 本セッションでは、G7各国外相は、招待国とともに、エネルギー安全保障と重要鉱物をめぐる諸課題について議論を行いました。
- 各国は、重要鉱物のサプライチェーンを混乱させるための非市場的政策及び慣行の利用に対する懸念を表明し、茂木大臣からは、中国によるレアアース関連の輸出管理措置について、1年延期したことには留意しつつも、強い懸念を表明しました。また、パートナーと共同で、経済的依存関係を低減させることによって脆弱性に対処し、集団的な経済的強靭性と経済安全保障を強化することの重要性を改めて確認しました。茂木大臣からは、G7を含む同志国間の連携の下、レアアースをはじめとする重要鉱物のサプライチェーン強靭化の重要性を改めて強調し、需要・供給両面の取組を更に強化していくことが重要である旨述べました。その上で、我が国が、G7の枠組みや各地域で実施している取組に触れつつ、強靱で信頼性のあるサプライチェーン構築に向けて、G7及び関係国と引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。

