G7/G8

平成30年10月24日
日本時間10月24日,標記文書を発出しました。
 
(声明仮訳)
我々,カナダ,フランス,ドイツ,イタリア,日本,英国,米国のG7外務大臣及びEU上級代表は,サウジアラビアが在イスタンブール総領事館において発生したと認めた,ジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害を最も強い言葉で非難する。

ジャマル・カショギ氏の死亡の確認は完全な透明性及び説明責任の第一歩である。しかし,これまでになされている説明は,多くの疑問に答えられていない。

我々は,サウジアラビアによる,トルコ当局と十分に連携した,完全な,信頼が置け,透明性のある,迅速な捜査,並びに,カショギ氏の死亡をめぐる状況の十分かつ正確な説明に対する期待を再び強調する。殺害に対し責任を有する者は,その責任を問われ,正義に直面しなければならない。サウジアラビアは,同様の事案が二度と起こらないことを確保すべく措置を講じなければならない。

カショギ氏の死亡をめぐる状況は,世界中のジャーナリスト及び表現の自由を保護する必要性を再確認させるものである。

我々はまた,カショギ氏の家族,婚約者及び友人に,心からの哀悼の意を表明する。

G7/G8へ戻る