国際組織犯罪に対する国際社会と日本の取組
ワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長による菅総理大臣表敬
令和3年3月7日
写真提供:内閣広報室
写真提供:内閣広報室
3月7日、午後0時10分から約10分間、菅義偉内閣総理大臣は、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)に出席するため訪日中のガーダ・ワーリー国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長(Ms. Ghada Waly, Executive Director of the United Nations Office on Drugs and Crime)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。なお表敬には、上川陽子法務大臣ほかが同席しました。
- 冒頭、菅総理大臣から、ワーリー事務局長の来日を歓迎するとともに、オンラインも活用して、グテーレス国連事務総長を始めとした多くの方々に参加いただき、京都コングレスが開催できたことをうれしく思う旨述べました。これに対して、ワーリー事務局長から、日本の会議開催に向けた尽力に対して謝意が表明されました。また、両者は、国際社会における法の支配の確立に向け、京都コングレスを成功させることが重要であることで一致しました。
- 菅総理大臣から、テロや薬物対策等に包括的に対応する唯一の国連機関としてのUNODCの役割を評価する旨述べたのに対し、ワーリー事務局長から、これまでの日本政府からの支援に対して謝意の表明がありました。
両者は、日本とUNODCが緊密に連携して、薬物対策や組織犯罪対策に取り組んでいくことで一致しました。