女性

令和7年12月1日

 ジェンダー次世代ネットワーク・プログラムは、日本がアジアを中心に世界と共にジェンダー平等(SDGs目標5)を推進し、多様性と包摂性に富み、新たな課題にも対応できる柔軟で強靱な将来社会を実現するために外務省が実施する事業で、2024年9月に国連本部で開催された未来サミットにおいてその立上げを表明しました。本プログラムは、(1)ユースの育成、(2)若手研究者の研究支援・ネットワーク構築、(3)次世代のためのフォーラム開催の3つの柱で構成されます。
 今般、外務省では、上記(1)のユースの育成の一環として、第70回国連女性の地位委員会(CSW70)にユース代表1名を日本代表団の一員として派遣することとし、当該1名を下記の要領で募集します。

1 派遣期間

 2026年3月9日(月曜日)~20日(金曜日)(予定)

(注)具体的な日本出発日及び帰国日については、会議日程等を踏まえて決定します。

2 派遣先

 米国・ニューヨーク

3 派遣目的

 国連女性の地位委員会(CSW)におけるユース代表としての活動を通じて、ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントに関する国際的な議論の潮流や課題に対する理解を深め、将来的にジェンダー平等の視点をもって国内外で活躍し、男女共同参画やSDGs推進に貢献する人材を育成する。

4 応募資格(下記の全ての要件を満たす者)

  1. ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントに関心を有し、本件派遣を通じて得られた経験を今後の活動に積極的に活かす意思を有する者
  2. 2026年3月1日時点で18歳以上、30歳以下の者
  3. 日本国籍を有し、外国籍を有しない者
  4. 国際会議への参加に支障の無い英語力を有する者

5 費用

 派遣に当たっての渡航費用(本邦居住地-空港間の最短ルートの交通費及び派遣先までの最短ルートのエコノミー料金)、海外旅行傷害保険の保険料、現地宿泊費(上限額の範囲内で実費精算)、空港-宿舎間及び宿舎-派遣先会場間の移動に必要な費用(実費精算)は外務省にて負担します。これら以外の現地での食費、生活雑費、交通費等は被派遣者御自身で負担いただきます。

6 応募方法

 外務省総合外交政策局女性参画推進室のアドレス(soujosei@mofa.go.jp)に以下の書類をお送りください。件名には「ユース派遣応募」と記入してください。応募には下記の書類が必要となります。

  1. 申込書(別添)(Word)
  2. 語学力を証明するもの(応募締切日から過去8年以内に受験したTOEFL、TOEIC、IELTS等の成績証明書又はスコアシート。応募締切日までに入手が間に合わない場合には、その旨応募時に明記してください。応募後、第一次選考を通過した場合には、第二次選考時に持参してください。)
  3. 研究成果、執筆論文等がある場合には、その写し

7 応募締切り

 2025年12月22日(月曜日)日本時間 正午(必着)

8 選考方法

 第一次選考(書類審査)及び第二次選考(面接)により行います。第一次選考の結果については、2025年12月26日頃までに合格者のみに面接の予定(2026年1月13日の週を予定)と併せて通知します。第二次選考の結果(合否)については、2026年1月23日頃までに第二次選考受験者全員に通知します。

9 被派遣者の責務

 派遣期間中は、派遣先において誠実にユース代表としての活動を行っていただくとともに、派遣終了後15日以内に報告書を提出していただきます。また、令和8(2026)年度中に東京にて開催を予定しているジェンダー次世代フォーラムに登壇し、本件派遣の成果等を共有いただく予定です。

10 その他の注意事項

  1. 応募時に提出いただいた資料(上記6(1)~(3))は、本事業以外の目的では使用しません。なお、事業実施中に撮影される写真は、外務省等により行われる本事業の広報のために使用されることがあります。
  2. 応募書類は返却しません。
  3. 海外派遣中は一定の基準に基づき保険に加入いただきますが、日本とは異なる条件下で生活するとの自覚をもって行動願います。不可抗力による万一の事態に対して外務省及び業務受託者は責任を負いかねますのであらかじめ御承知おき願います。また、不測の事態により派遣を延期又は中止することがあり得ます。
  4. 制度設計・予算上の理由により、扶養家族等を随伴することは認められません。

11 問合せ先

 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
 外務省総合外交政策局女性参画推進室
 電話:03-5501-8000(内線3074、5026)


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