日本の安全保障と国際社会の平和と安定

平成26年9月12日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

1 本12日から14日までの日程で,東京において,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(World Assembly for Women in Tokyo,略称:WAW! Tokyo 2014)が開催されます。(日本国政府,日本経済団体連合会,日本経済新聞社,日本国際問題研究所共催。日本経済研究センター後援。)。このシンポジウムは,安倍政権の最重要課題の一つである「女性が輝く社会」を実現するための取組の一環として開催され,クリスティーヌ・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事をはじめ世界各国及び日本各地から女性分野で活躍するトップ・リーダーが出席し,日本及び世界における女性の活躍促進のための取組について議論が行われます。

2 本12日は,経団連会館において「公開フォーラム」が開催され,安倍総理大臣,安倍昭恵総理夫人,岸田外務大臣他が出席しました。

3 公開フォーラムの冒頭,安倍総理は,スピーチ(日本語(PDF)PDF英語(PDF)PDF首相官邸HP動画他のサイトへ )を行い,企業の女性登用の取組の後押しや仕事と子育ての両立支援といった「女性が輝く社会」の実現に向けて日本がとってきている具体的な取組や課題を説明した上で,女性の活躍促進のための取組を一層推進していく意思を表明しました。その上で,参加者に対して,女性も男性も,すべての人が輝く社会の構築に向けて行動することを呼びかけました。

4 続いて,ラガルドIMF専務理事が「女性のエンパワーメントによる経済効果」とのテーマで基調講演を行いました。その中で,同専務理事は,経済回復の鍵は女性の力の活用にある旨述べ,女性の経済的隔離のコスト及び女性の経済的地位向上に係る施策等につき説明しました。

5 さらに,安倍昭恵総理夫人とシェリー・ブレア氏(女性のためのシェリー・ブレア基金創設者)(元英首相夫人)との間で「女性が輝く社会に向けて」とのテーマで特別会談が行われました。また,ヒラリー・クリントン前米国務長官から贈られたビデオ・メッセージがケネディ駐日大使により紹介され,その中で安倍総理の女性活躍促進に関するイニシアティブへの賞賛が示されました。最後に,「女性の活躍が企業競争力を高める」とのテーマでパネルディスカッションが行われました。

【参考1】パネリスト

榊原 定征  経団連会長(東レ会長)
アン・スウィーニー  ディズニー・メディア・ネットワーク共同会長,ディズニー/ABCテレビ社長
ロハナ・ロズハン  アストロ業務執行取締役兼CEO
ケビン・マカーン  マッコーリーグループ会長
小林 いずみ  ANAホールディングス社外取締役

6 13日は,ハイレベル・ラウンドテーブルが開催され,本12日と同様,安倍総理大臣,安倍昭恵総理夫人,岸田外務大臣,有村女性活躍担当大臣他が出席する予定です。同ラウンド・テーブルでは,女性が輝く社会に向けて,「経済における女性の活躍促進」及び「グローバルな課題と女性のイニシアティブ」のテーマにて国内外からの参加者に活発な議論を行っていただく予定です。

【参考2】日程

9月 12日  【午後】公開フォーラム
     【夕方】レセプション
  13日  【終日】 ハイレベル・ラウンドテーブル
  14日  文化行事(富士山近郊視察・散策)・地方展開
  14日  地方展開
  8日~19日  シャイン・ウィークス

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