スウェーデン王国
日・スウェーデン外相会談
令和元年6月11日


6月11日,現地時間午後4時20分(日本時間11日午後11時20分)から約20分間,「核軍縮と核兵器不拡散条約(NPT)に関するストックホルム会合」出席のためスウェーデンを訪問中の河野太郎外務大臣は,マルゴット・ヴァルストローム・スウェーデン外務大臣(H.E. Ms. Margot WALLSTRÖM, Minister for Foreign Affairs of the Kingdom of Sweden)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
ヴァルストローム大臣から,河野大臣の核軍縮及びNPTに関するストックホルム会合への参加及び貢献に感謝し,日本の外務大臣としての18年ぶりの訪問を歓迎する旨述べました。これに対し,河野大臣から,ヴァルストローム大臣のイニシアチブに感謝する旨述べました。
2 二国間関係
両大臣は,二国間関係は素晴らしい状態であることを確認しつつ,本年4月の日スウェーデン社会保障協定の署名を歓迎し,昨2018年の外交関係樹立150周年を踏まえ,基本的価値を共有する日スウェーデン両国で引き続き幅広い分野で協力していくことで一致しました。
3 地域情勢
北朝鮮に関し,両大臣は,関連する国連安全保障理事会決議の完全な履行で一致し,拉致問題の早期解決に向けて協力していくことを確認しました。
4 日本産食品等の輸入規制
河野大臣から,日本産食品等に対するEUの輸入規制の早期撤廃に向けた協力を要請しました。