オランダ王国

日蘭首脳会談

平成31年1月9日

  • 握手を交わす両首脳(写真提供:内閣広報室)
  • 日・オランダ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 1月9日,午後5時30分から(日本時間10日午前1時30分)から約1時間30分,オランダを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,マルク・ルッテ・オランダ王国首相(H.E.Mr. Mark Rutte, Prime Minister of the Kingdom of the Netherlands)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

(1)ルッテ首相から,オランダと日本の間の貿易の大きな拠点となっており,日・オランダ間の協力の象徴であるここロッテルダムに,安倍総理をお迎えでき嬉しい旨述べました。これに対し,安倍総理大臣から,約4年10か月ぶりにオランダを訪問できうれしく思う,普遍的価値を共有する重要な戦略的パートナーであり,欧州で枢要な役割を果たすオランダとの関係を重視している旨述べました。

(2)安倍総理大臣から,改めて本年のG20大阪サミットにオランダを招待することを決定した旨述べました。また,両首脳は,自由貿易等国際場裡での協力も含め,緊密に連携していくことで一致しました。

2 G20

(1)ルッテ首相は,G20大阪サミットへの招待に感謝すると述べ,安倍総理大臣からは,本年のG20では,経済成長と格差への対処の同時達成,環境・地球規模課題への貢献を通じて,緊密に連携していきたい旨述べました。

(2)両首脳は,気候変動,海洋プラスチックごみ問題への対応や高齢化社会を始めとする社会的課題の解決へのイノベーションの活用につき,両国で協力していくことで一致しました。

3 二国間関係

 両首脳は,2015年の「持続的な平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ」の策定以降の,農業分野での協力や経済交流等を歓迎し,今後もさらに協力を強化していく旨述べました。

4 英国のEU離脱

(1)安倍総理大臣から,英国のEU離脱は企業活動及び世界経済にも関わる課題である旨述べ、両首脳は、英国のEU離脱プロセスが、移行期間の設定を通じた予見可能性及び法的安定性の確保により世界経済への影響を最小限に抑えつつ進むことの重要性を確認しました。

(2)両首脳は,世界の安定と繁栄のために日欧が緊密に連携していくことを確認しました。

5 地域情勢

 北朝鮮情勢について,両首脳は,北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄(CVID)を実現するため,関連する安保理決議の完全な履行が必要であるとの点で一致しました。また,安倍総理から,拉致問題の早期解決に向けて,ルッテ首相の理解と協力を求め,ルッテ首相の支持を得ました。


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