ラトビア共和国

令和元年10月25日
(写真1)安倍総理大臣とレヴィッツ・ラトビア大統領との会談(写真提供:内閣広報室) 安倍総理大臣とレヴィッツ・
ラトビア大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)安倍総理大臣とレヴィッツ・ラトビア大統領との会談(写真提供:内閣広報室) 安倍総理大臣とレヴィッツ・ラトビア大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

 本25日,午前10時30分頃から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のエギルス・レヴィッツ・ラトビア共和国大統領(H.E. Mr. Egils LEVITS, President of the Republic of Latvia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,会談には,日本側から西村明宏内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官兼内閣広報官,今井尚哉内閣総理大臣補佐官ほかが,ラトビア側から,ダツェ・トレイヤ=マスィー・駐日ラトビア大使,アンドリス・テイクマニス大統領府長官ほかが同席しました。

1 冒頭

 安倍総理大臣から,改めてレヴィッツ大統領の訪日を歓迎した上で,「ラトビアは,基本的価値を共有する重要なパートナーである」旨述べました。これに対し,レヴィッツ大統領から,天皇陛下の御即位及び令和時代の幕開けに対する祝意が述べられました。また,台風19号の被害に対するお見舞いが述べられました。

2 二国間関係

 安倍総理大臣から,「ラトビア側からのミッション派遣等を通じた経済分野を中心とした対話の進展を歓迎する。来月には経団連ミッションがラトビアを訪問する。両国経済関係の更なる強化を期待する」旨述べました。これに対し,レヴィッツ大統領から,「日本とラトビアは価値を共有する同志国であり要人往来が続いている。ジェトロ,日本旅行業協会の訪問もあり,今後経団連も来訪予定である。日バルト協力対話も通じさらに協力関係を深めたい。ラトビアはバルト三国の真ん中にあり,法的にも欧州単一市場へのアクセスもあり,日本企業にとって魅力的な国である」旨述べました。

3 その他

(1)両者は,本年2月に発効した日EU・EPAによる二国間の貿易投資促進の重要性につき一致しました。

(2)両者は,様々な国際情勢について意見交換を行い,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,レヴィッツ大統領からの支持を得ました。


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