イタリア共和国

平成28年7月4日

 本4日,午後9時15分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,マッテオ・レンツィ・イタリア首相(H.E. Mr. Matteo Renzi、 President of the Council of Ministers of the Italian Republic)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,今般のダッカでのテロ事件でイタリア人9名が犠牲になったことに心からの哀悼の意を伝えたのに対し,レンツィ首相からも,日本人犠牲者7名に対する哀悼の意が伝えられました。

2 両者は,残虐非道なテロを断固として非難し,こうした悲劇を繰り返さないため,テロの根絶に向けて国際社会の連携を一層深めていくことで一致しました。

3 さらに,両者は,7月15日から16日までモンゴルで開催されるASEM首脳会合において,テロ対策を主要な議題として取り上げ,テロを絶対に許さないという国際社会の明確なメッセージを打ち出していくことを確認しました。また,G7伊勢志摩サミットの成果(PDF)別ウィンドウで開くを土台としつつ,本年及び明年のG7議長国として両国で緊密に連携してテロ対策の国際的取組を主導していくことでも一致しました。

4 また,両者は,先般のG7伊勢志摩サミットでの合意(PDF)別ウィンドウで開くも踏まえ,G7が協力して引き続き世界経済の成長を牽引していくことが重要であるとの点で一致しました。


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