安倍総理大臣
日英21世紀委員会の英国側メンバーによる安倍総理表敬
平成26年5月15日


本15日(木曜日)午前11時より約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,総理官邸にて日英21世紀委員会の英国側メンバーの表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
冒頭,日本側座長である塩崎恭久衆議院議員から,今般の日英21世紀委員会第31回会議開催にあたり,極めてタイトなスケジュールにもかかわらず,総理表敬が実現したことに対する謝意を述べました。
安倍総理から,英国側座長マイケル・ハワード卿(Rt Hon Lord Howard of Lympne QC)をはじめとする,日英21世紀委員会英国側メンバーの方々の来日を歓迎するとともに,日英関係は,各界に重層的関係が存在し大きな潜在性があり,同委員会の活動は重要である旨述べました。また,安倍総理は,先般の訪英の際,日英首脳会談にて,日英外務・防衛閣僚会合の開催や日英ACSA締結交渉開始に合意したこと,金融街シティにおいて日本の成長戦略の進捗状況等に関するスピーチを行ったこと,2020年東京オリンピック・パラリンピックや2019年のラグビー・ワールド・カップ日本開催の成功に向け,英国の知見を共有していくこと等を紹介し,同委員会の議論が活発に行われることを期待する旨述べました。
これに対し,ハワード卿から,キャメロン首相からのメッセージとして,先般の首脳会談では充実した意見交換ができ日英関係の幅が拡がった,日英21世紀委員会に対し日英共同声明のフォローアップを期待する等の伝達がありました。また,ハワード卿から,今般の合同委員会の開催は,安倍総理の訪英直後と良いタイミングであり,委員会として共同声明を具体化するために議論していきたい等述べました。
この他,日本の安全保障政策等についての意見交換が行われました。