岸田外務大臣

平成26年5月2日
デンマーク貿易・開発協力大臣との会談画像1
デンマーク貿易・開発協力大臣との会談画像2
 5月2日(金曜日)9時15分から約40分間、デンマークを訪問中の岸田外務大臣は、イエンセン・デンマーク貿易・開発協力大臣と会談を行ったところ、概要は次のとおりです。

1.二国間経済関係
岸田大臣及びイエンセン大臣は、トーニング=シュミット首相と安倍総理が3月に合意した「成長とイノベーションのための戦略的パートナーシップ」に基づき、再生可能エネルギー、海運、医薬品を含むライフサイエンスの分野を中心に、両国の貿易・投資を活性化するために協力していくことで一致しました。

2.日EU・EPA
岸田大臣より、日EU・EPAに関して、2015年中の大筋合意を目指したい旨述べました。これに対し、イエンセン大臣より、日EU・EPAの早期締結に向けた力強い支持の表明がありました。

3.開発・アフリカ 
開発分野では、女性を巡る支援において先導的ドナーであるデンマークと「女性の力」の活用における協力を推進していくことで一致しました。また、岸田大臣より、5月4-5日にカメルーンで開催するTICAD閣僚会議について説明し、イエンセン大臣からTICADプロセスへの支持表明がありました。更に、両大臣は、脆弱国支援やジェンダー平等を始め、多くの共通の関心があることを確認し、アフリカ支援で協力していくことで一致しました。

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