ロシア連邦
安倍総理大臣とプーチン・ロシア連邦大統領の
「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」閉会式への出席

本29日午後5時05分から約35分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン・ロシア連邦大統領(H.E. Mr.Putin, Vladimir Vladimirovich,President of the Russian Federation)とともに,大阪市の「いずみホール」において,「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」(日露交流年)の閉会式に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 閉会式では,安倍総理大臣とプーチン大統領が挨拶を行うとともに,国立モスクワ音楽院室内合唱団と相馬子どもコーラスによる合唱,スピヴァコフ基金派遣若手ロシア人音楽家(ピアノ及びヴァイオリン)の演奏を鑑賞しました。
2 閉会式には,日露両国首脳の他,高村正彦日露交流年組織委員会日本側共同委員長,河野太郎外務大臣,世耕弘成経済産業大臣兼ロシア経済分野協力担当大臣,野上浩太郎内閣官房副長官を始めとする政府,企業,文化・交流,地方自治体,大学などの関係者が出席しました。
3 ロシアにおいて日本を紹介する「ロシアにおける日本年」の枠組みでは,2019年6月末までに,600件以上の行事が開催され,150万人以上が行事に参加しました。
[参考1]日露交流年(「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」)
2016年12月の日露首脳会談の際に,両国間の人的交流の拡大策の一つとして,2018年の「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」の開催を発表(PDF)(両国組織委員会共同委員長:高村正彦自由民主党副総裁(当時),シュヴァロフ露第一副首相(当時))。政治,経済,文化,教育,科学,スポーツ,青年交流,地域間交流等の幅広い分野が対象。2018年5月 モスクワ・ボリショイ劇場で「ロシアにおける日本年」・「日本におけるロシア年」の開会式(PDF)
を行った。
[参考2]閉会式演目
(1)ロシア国立モスクワ音楽院室内合唱団1994年設立。ロシア国立モスクワ音楽院の学生,大学院生及び卒業生で構成される室内合唱団。これまで数度にわたり,日本公演を行っている。
(2)相馬子どもコーラス
2013年,民謡や音楽活動が盛んな福島県相馬市で結成。小学3年生から高校3年生まで約40名が参加し,市内外で活躍している。
(3)スピヴァコフ基金
1994年にロシア人指揮者ウラジミール・スピヴァコフが孤児救済のために設立。閉会式では,ソリストとして,モスクワ音楽院付属中央音楽学校に在籍するヴァイオリニスト及びピアニストが演奏。