欧州連合(EU)
日EU外相ワーキングランチ
平成30年8月3日
8月3日,現地時間午後1時20分(日本時間同日午後2時20分)から約20分間,ASEAN関連外相会議出席のためシンガポールを訪問中の河野太郎外務大臣は,フェデリーカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼副委員長(H.E.Ms.Federica Mogherini, High Representative of the European Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)と短時間のワーキングランチを行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 日EU関係
(1)河野大臣及びモゲリーニ上級代表は,7月17日の日EU定期首脳協議に際し日EU・EPA及びSPAへの署名が行われたことを歓迎し,両協定の早期発効に向け,引き続き連携していくことで一致しました。また,両協定を踏まえ日EU関係を一層強化することが重要であるとともに,特に,SPAに基づく形で,幅広い分野において具体的な対話・協力を促進していくことで一致しました。
(2)また両者は,本年10月にブリュッセルで開催予定のASEM首脳会合に向け,様々な形で緊密に連携していくことを確認しました。
(2)また両者は,本年10月にブリュッセルで開催予定のASEM首脳会合に向け,様々な形で緊密に連携していくことを確認しました。
2 地域・国際情勢
(1)河野大臣及びモゲリーニ上級代表は,北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄(CVID)の実現に向け,米国の取組を最大限後押しすることで一致しました。また両者は,国連安保理決議の完全な履行に向け,日EU間で引き続き連携していくことで一致しました。
(2)この他,両者は,イラン核合意,海洋安全保障等について意見交換を行いました。
(2)この他,両者は,イラン核合意,海洋安全保障等について意見交換を行いました。