国連外交

令和3年9月23日
  1. 現地時間9月23日、第76回国連総会ハイレベルウィーク中のニューヨークにおいて、ハイコ・マース独外相及びジャン=イヴ・ル・ドリアン仏外相の共催により、保健(パンデミックとの闘い)、人権・ジェンダー平等、気候変動・生物多様性をテーマに、多国間主義同盟閣僚級会合が、ハイブリッド形式で開催され、日本からは茂木敏充外務大臣がビデオ・メッセージ別ウィンドウで開く日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を発出しました。
  2. 茂木大臣は、同ビデオ・メッセージにおいて、新型コロナの世界的な拡大を受け、これまで以上に国際社会の連携、多国間主義の重要性が増しているとした上で、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成も念頭においた、COVAXファシリティ等への貢献を含むワクチン関連支援をはじめとした日本の新型コロナ関連支援について発信しました。また、日本は気候変動対策や生物多様性保全においても引き続き主導的な役割を果たしていく旨述べるとともに、多国間主義に基づく協力を一層強化していく考えを表明しました。
[参考]多国間主義同盟

 2019年2月のミュンヘン安全保障会議に際して、ルールに基づく国際秩序や民主主義といった基本的価値を共有する国のネットワークを形成することが重要として、ハイコ・マース・ドイツ連邦共和国外務大臣とジャン=イヴ・ル・ドリアン・フランス共和国欧州・外務大臣が共同で提案した枠組み。


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