岸田外務大臣

平成26年4月30日

 4月30日(水),デンマークを訪問中の岸田文雄外務大臣は,午前8時40分(現地時間)から約20分間,キャサリン・アシュトン外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長(Ms. Catherine Ashton, the High Representative of the Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 アシュトン上級代表から,ロシアに対する制裁措置を含むウクライナ情勢に対するEUの立場につき説明がありました。これに対し,岸田大臣から,日本としても4月17日のジュネーブ合意にもかかわらず事態の改善が見られないことを深刻に受け止めており,昨29日,ロシアに対する追加的な制裁措置を決定したこと等を改めて説明しました。

2 アシュトン上級代表とは,ウクライナ情勢の平和的解決のために,OSCEへの支援も含め,引き続き連携して対応していくことで一致しました。

3 また,イランの核問題についても意見交換を行い,今後も日EU間で緊密に連携していくことを確認しました。


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