会談・訪問

令和8年10月15日

 10月5日から8日まで、宇野善昌内閣総理大臣補佐官は、ウズベキスタン共和国及びトルコ共和国を訪問しました。この訪問の概要は以下のとおりです。

1 ウズベキスタン共和国

(1)ウマルジョン・エネルギー省次官との会談

ウマルジョン・エネルギー省次官と会談する宇野内閣総理大臣補佐官

 5日、宇野内閣総理大臣補佐官は、ウマルジョン・エネルギー省次官(Mr. Egamberdiyev Umarjon, Deputy Minister of Energy of the Republic of Uzbekistan)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、昨年12月の「中央アジア+日本」対話・首脳会合やその際の首脳会談などを通じ、両国の協力関係は着実に進展している旨述べた上で、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、戦略的パートナーであるウズベキスタンとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 更に、宇野内閣総理大臣補佐官から、日系企業が参加するビジネス案件が円滑に進むよう支援を求めるとともに、本年6月に署名された産業分野及び公共施設における省エネ推進事業を通じ、エネルギー分野の発展に貢献していきたい旨述べました。

 ウマルジョン次官からは、日本によるこれまでのエネルギー・インフラ分野を始めとする支援に対する謝意が表明されるとともに、引き続き人材育成も含めたエネルギー分野への協力の強化への期待が表明されました。

(2)クドラートフ投資・産業・貿易大臣との会談

クドラートフ投資・産業・貿易大臣と会談する宇野内閣総理大臣補佐官
クドラートフ投資・産業・貿易大臣と握手する宇野内閣総理大臣補佐官

 5日、宇野内閣総理大臣補佐官は、クドラートフ投資・産業・貿易大臣(H.E. Mr. Laziz KUDRATOV, Minister of Investment, Industry and Trade of the Republic of Uzbekistan)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、昨年12月の「中央アジア+日本」対話・首脳会合やその際の首脳会談などを通じ、両国の協力関係は着実に進展している旨述べた上で、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、戦略的パートナーであるウズベキスタンとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 更に、宇野内閣総理大臣補佐官から、本年6月に署名された産業分野及び公共施設における省エネ推進事業を通じたエネルギー分野の発展や、9月に署名された人材育成奨学計画(JDS)を通じた人づくり、及び「カスピ海ルート」の円滑化支援を含むコネクティビティ強化に貢献していきたい旨述べるとともに、同国において日本企業の進出が増加傾向であることから、日本からの協力や投資に対する支援を求めました。

 クドラートフ大臣からは、同大臣が共同議長を務めた9月の日・ウズベキスタン経済合同会議の開催や、日本によるこれまでの鉱物資源、デジタル、エネルギー、交通等の分野での協力に対する謝意が表明されるとともに、日本からの投資の拡大への期待が表明されました。

(3)ユスーポフ鉱業・地質省次官との会談

ユスーポフ鉱業・地質省次官と会談する宇野内閣総理大臣補佐官

 6日、宇野内閣総理大臣補佐官は、ユスーポフ鉱業・地質省次官(Mr. Ural Yusupov, Deputy Minister of Mining Industry and Geology of the Republic of Uzbekistan)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、昨年12月の「中央アジア+日本」対話・首脳会合やその際の首脳会談などを通じ、両国の協力関係は着実に進展している旨述べた上で、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、戦略的パートナーであるウズベキスタンとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 更に、宇野内閣総理大臣補佐官から、重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向け、JOGMECと協力して実施しているウラン鉱床の開発やタングステンの探査が将来の事業化につながることへの期待を表明しました。加えて、宇野内閣総理大臣補佐官から、「カスピ海ルート」の円滑化支援を含むコネクティビティ強化に貢献していきたい旨述べました。

 ユスーポフ次官からは、重要鉱物の供給多角化が進化したFOIPの重点分野の一つとされていることが評価されるとともに、これまでの重要鉱物分野における日本の協力に謝意が表明され、同分野における日本との協力拡大への期待が示されました。

(4)ノルクーロフ経済・財務省第一次官との会談

ノルクーロフ経済・財務省第一次官と会談する宇野内閣総理大臣補佐官
ノルクーロフ経済・財務省第一次官と握手する宇野内閣総理大臣補佐官

 6日、宇野内閣総理大臣補佐官は、ノルクーロフ経済・財務省第一次官(Mr. Ilhom Norqulov, First Deputy Minister of Economy and Finance of the Republic of Uzbekistan)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、昨年12月の「中央アジア+日本」対話・首脳会合やその際の首脳会談などを通じ、両国の協力関係は着実に進展している旨述べた上で、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、戦略的パートナーであるウズベキスタンとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 更に、宇野内閣総理大臣補佐官から、日系企業が参加するビジネス案件や二国間クレジット(JCM)制度を通じた協力の更なる発展に期待する旨述べた上で、本年6月に署名された産業分野及び公共施設における省エネ推進事業を通じエネルギー分野の発展に貢献していきたい旨述べました。加えて「カスピ海ルート」の円滑化支援を含むコネクティビティ強化に貢献していきたい旨述べました。

 ノルクーロフ次官からは、日本によるこれまでの経済・インフラ分野を始めとする支援に対する謝意が表明されるとともに、同分野における共同研究などの技術協力を含む協力拡大への期待が表明されました。

(5)有償資金協力「タシケント熱電併給所建設計画」視察

「タシケント熱電併給所建設計画」を視察する宇野内閣総理大臣補佐官
「タシケント熱電併給所建設計画」を視察する宇野内閣総理大臣補佐官

 5日、宇野内閣総理大臣補佐官は、同国タシケント市において、日本の支援により建設された「タシケント熱電併給所」を訪問し、設置されたガスタービンと排熱回収ボイラーにより同市の電力及び熱の安定供給並びにエネルギー効率の向上が図られている旨説明を受けました。

(6)「新タシケント市」計画関連施設 視察

「新タシケント市」計画関連施設を視察する宇野内閣総理大臣補佐官
「新タシケント市」計画関連施設の展示

 5日、宇野内閣総理大臣補佐官は、同国タシケント市において、ウズベキスタン共和国政府が計画・整備を行っている「新タシケント市」計画関連施設を訪問し、本計画の内容や各国からの投資の状況などの説明を受けました。

(7)日本人死亡者慰霊碑における献花

日本人死亡者慰霊碑に献花する宇野内閣総理大臣補佐官

 6日、宇野内閣総理大臣補佐官は同国タシケント市において、先の大戦後、旧ソ連によって強制移送され、この地で労働に従事し、故郷の地を踏むことなく亡くなられた日本人抑留者を追悼するため建立された日本人死亡者慰霊碑を訪問し献花を行いました。

(8)日本企業関係者との意見交換

 6日、宇野内閣総理大臣補佐官は同国タシケント市において、ウズベキスタンで活躍する日本企業関係者の方々と、同国におけるインフラ開発を含むビジネスに関する現状や課題について意見交換を行いました。

2 トルコ共和国

(1)イシュクルト運輸インフラ副大臣との会談

宇野内閣総理大臣補佐官とイシュクルト運輸インフラ副大臣の記念写真

 7日、宇野内閣総理大臣補佐官は、イシュクルト運輸インフラ副大臣(Mr. Enver İSKURT, Deputy Minister of Transport and Infrastructure of the Republic of Türkiye)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、長い友好の歴史を有する日本とトルコは、戦略的パートナーとして、政治、安全保障、経済、科学技術、文化といった幅広い分野での協力関係を発展させてきている旨述べ、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、トルコとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 また、インフラ分野においては、第二ボスポラス大橋やボスポラス海峡横断地下鉄(マルマライ)など、両国企業・機関の連携で様々なプロジェクトが成功裏に実現してきており、トルコとの間で新たな協力案件が前進することを期待する旨述べました。

 イシュクルト副大臣から、日本によるインフラ分野を始めとする協力に対する謝意が示されるとともに、日本と連携した形での案件形成や各種協力覚書署名に向けた期待が表明されました。

(2)オズメン大統領府投資・財務局副総裁との意見交換

宇野内閣総理大臣補佐官とオズメン大統領府投資・財務局副総裁の会談時の集合写真

 7日、宇野内閣総理大臣補佐官は、オズメン大統領府投資・財務局副総裁(Mr. Ali Kamil ÖZMEN, Vice President of the Investment Office of the Presidency of the Republic of Türkiye)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、長い友好の歴史を有する日本とトルコは、戦略的パートナーとして、政治、安全保障、経済、科学技術、文化といった幅広い分野での協力関係を発展させてきている旨述べ、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、トルコとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。

 オズメン副総裁から、現在トルコには約300社の日系企業が進出しているが、より多くの日本企業による進出・投資を強く期待しており、投資・財務局としても日本からの更なる投資を呼び込むべく、11月に東京及び大阪で予定されている日本・トルコ投資フォーラム等の機会を積極的に活用していく旨の発言がありました。

(3)トルコ・日本科学技術大学(TJU)訪問

トルコ・日本科学技術大学(TJU)訪問時の集合写真

 7日、宇野内閣総理大臣補佐官は、翌週に開学式を控えたトルコ・日本科学技術大学(TJU)を訪問し、キョク学長(Prof. Dr. Mustafa Verşan KÖK, Rector of the Turkish-Japanese Science and Technology University)及びギュネル理事会議長(Prof. Dr. Mesut GÜNER, Chair of the Council)らと会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、キョク学長の尽力の下、今週5日からTJUの授業が開始されたことへの感謝と祝意を表明しました。

 キョク学長から、TJU開学に至るまでの日本側関係者との協力・連携について謝意が表明されるとともに、TJUの今後の大学運営に際しての日本側との協力への期待について発言がありました。

(4)チェリク国庫・財務副大臣との会談

チェリク国庫・財務副大臣と握手する宇野内閣総理大臣補佐官

 7日、宇野内閣総理大臣補佐官は、チェリク国庫・財務副大臣(Mr. Osman ÇELIK, Deputy Minister of Ministry of Treasury and Finance of the Republic of Türkiye)と会談しました。

 宇野内閣総理大臣補佐官からは、長い友好の歴史を有する日本とトルコは、戦略的パートナーとして、政治、安全保障、経済、科学技術、文化といった幅広い分野での協力関係を発展させてきている旨述べ、進化したFOIPの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、トルコとの具体的な協力を積み上げていきたい旨発言しました。また、インフラ分野での協力に際して、国庫・財務省ともよく連携していきたい旨述べました。

 チェリク副大臣から、日本によるインフラ分野や円借款を始めとする協力に対する謝意が示されるとともに、エネルギー、防災、気候変動、サステナビリティ、防衛といった分野での協力や、建設産業における第三国連携等に向けて、ファイナンス面も含めた期待が表明されました。

(5)官民連携方式(PPP)「バシャクシェヒル松と桜都市病院」視察

「バシャクシェヒル松と桜都市病院」を視察する宇野内閣総理大臣補佐官
「バシャクシェヒル松と桜都市病院」を視察する宇野内閣総理大臣補佐官

 8日、宇野内閣総理大臣補佐官は同国イスタンブール市において、日本企業とトルコ企業が官民連携方式により建設及び共同運営をし、日系企業の医療機器設備も稼働している「バシャクシェヒル松と桜都市病院」を訪問し、同病院の関係者から説明を受けました。

(6)円借款「第2ボスポラス橋」視察

円借款「第2ボスポラス橋」の説明を受ける宇野内閣総理大臣補佐官
「第2ボスポラス橋」を視察する宇野内閣総理大臣補佐官

 8日、宇野内閣総理大臣補佐官は同国イスタンブール市において、日本の円借款により建設及び耐震補強工事を行い、その後トルコ政府の自己資金でも日本企業が修繕事業を実施している第2ボスポラス橋を訪問し、トルコ運輸インフラ省道路総局幹部及び同橋の関係者からの説明を受けました。

(7)日本企業関係者との意見交換

 8日、宇野内閣総理大臣補佐官は同国イスタンブール市において、トルコで活躍する日本企業関係者の方々とトルコの経済事情や同国におけるインフラ開発を含む経済協力に関する現状と課題について意見交換を行いました。


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