ドイツ連邦共和国

令和元年12月6日
(写真1)表敬を受ける安倍総理大臣(写真提供:内閣広報室) 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)表敬を受ける安倍総理大臣(写真提供:内閣広報室) 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真3)表敬を受ける安倍総理大臣(写真提供:内閣広報室) 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 昨5日午後3時50分頃より約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日独フォーラム関係者の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,小林栄三日本側座長(伊藤忠商事株式会社特別理事)及びマティアス・ナス独側座長(ディー・ツァイト紙外信部長/Mr. Matthias Nass, Chief International Correspondent, Weekly Newspaper DIE ZEIT)から,今次フォーラムでは,両国の政治経済情勢,世界で台頭する保護主義と権威主義への対応,日独企業によるSDGsへの取組と日独協力の可能性につき,活発かつ有意義な議論を行っている旨説明した上で,現下の国際情勢を踏まえ,価値を共有する日独が一層緊密に連携し,交流を深めることが重要であり,今後も日独の有識者の間で率直な議論をしていきたいとの発言がありました。またナス独側座長から,天皇陛下御即位のお祝いの言葉があるとともに,総理時代にベルリン日独センターの設立に深く携わられた中曽根元総理大臣御逝去への哀悼の意を述べ,これに対し,安倍総理大臣は,謝意を表明しました。

2 安倍総理大臣から,「今般日独フォーラムが成功裏に開催されたことに対し,小林座長及びナス座長をはじめとする関係者の尽力に心から敬意を表する」旨述べました。また,「日独を代表する皆様の間で,日本とドイツが手を携え,如何に地域と世界の平和と繁栄に貢献できるかについて有意義な議論が行われ,示唆に富む提言を纏められることを期待している」旨述べました。

[参考]
 日独フォーラムは,宮澤喜一総理大臣(当時)とヘルムート・コール・ドイツ連邦共和国首相(当時)との合意に基づき,日独両国の関係強化と相互理解の増進を目的とし,両国の各界有識者が自由な討議を行う「賢人会議」として1993年に設立。日独双方の政界,経済界,学界等からハイレベルの出席による合同会議が毎年1回日独交互に開催され(今回が第28回目),その「提言」は日独首脳に提出されている。


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