ドイツ連邦共和国

平成29年11月17日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本17日午後6時40分より約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日独フォーラム関係者の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,小林栄三日本側座長(伊藤忠商事株式会社会長)及びマティアス・ナス独側座長(ディー・ツァイト紙外信部長)から,今次フォーラムでは,両国が直面する国内政治課題,現下の国際情勢,ロボティクスをはじめとする先端技術分野等につき,活発かつ有意義な議論を行った旨説明した上で,現下の安全保障情勢を踏まえ,価値を共有する日独が一層緊密に連携し,交流を深めることが重要であり,今後も日独の有識者の間で率直な議論をしていきたいとの発言がありました。

2 安倍総理大臣から,今般日独フォーラムが成功裏に開催されたことに対し,小林座長及びナス座長をはじめとする関係者の御尽力に心から敬意を表したい旨述べました。また,経済や先端技術等の様々な分野においてドイツと引き続き緊密に協力していきたい,その観点からも日独フォーラムによる「提言」を楽しみにしている旨述べました。

[参考]
 日独フォーラムは,宮澤喜一総理大臣(当時)とヘルムート・コール・ドイツ連邦共和国首相(当時)との合意に基づき,日独両国の関係強化と相互理解の増進を目的とし,両国の各界有識者が自由な討議を行う「賢人会議」として1993年に設立。日独双方の政界,経済界,学界等からハイレベルの出席による合同会議が毎年1回日独交互に開催され(今回が第26回目),その「提言」は日独首脳に提出されている。


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